CHPオゼル党首、DEM党代表に苦言

2025年07月18日付 Medyescope 紙

DEM党イムラル代表団がCHP(共和人民党)本部のオズギュル・オゼル党首を訪ねた。会談では、オゼル氏は大国民議会で立ち上げられる委員会に関する真剣さと決意を言葉にした一方、譲れない一線が考慮されなかった場合は活動を継続できないと述べたということだ。オゼル氏は、このプロセスを成功に導くために「民主化委員会」として活動する必要があると述べた。

DEM党のペルヴィン・ブルダン氏、ミトハト・サンジャル氏、ファイク・オズギュル・エロル氏から構成されるイムラル代表団が、CHPのオズギュル・オゼル党首を訪問した。1時間を超えた会談では、CHPのセリン・サイェキ・ボケ書記長とムラト・エミル会派副代表も同席した。

イムラル代表団は4度目の政党訪問を、昨日(7月16日)の未来党とMHP(民族主義者行動党)訪問から始め、今日CHP本部を訪問した。

■オゼル党首は「民主化委員会」を強調

CHPの情報筋によると、会談はポジティブな雰囲気で行われたということだ。オゼル党首は大国民議会で立ち上げられる委員会に関する真剣さと決意を言葉にしたということだ。一方でオゼル党首は「必ずしも」この委員会に参加し、活動を続けることが可能ではないと強調したうえで、委員会の結成と活動形態に関する政権の主張は受け入れられないと述べた。

CHPの懸念を表明したオゼル党首は、このプロセスを成功に導くためには「民主化委員会」として活動することが必要だと述べた。オゼル党首は、司法による政治へのあらゆる介入も、クルド問題を含む一連の民主化の進捗とともに、そして同時に、委員会で取り上げられる必要があると強調した。

■CHPに対する作戦が「受け入れられない」という意見は合意

メディアスコープが得た情報によると「都市合意」に関する捜査の枠内におけるクルド人の市議会参加に対する訴追、以前DEM党に所属していた議員の逮捕、CHPが政権を握る2つの市への代理人の派遣についても、両党にとって「受け入れられない」と評価された。イムラル代表団もCHPに対する作戦は継続されてはならないという意見を述べた。これについて、民主同盟の構成員やプロセスのその他の対話者らに伝えるということについても意見が合意したということだ。


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翻訳者:神谷亮平
記事ID:60498