軍高官「地域諸国の分断はアメリカとシオニスト政権の戦略」
2025年07月31日付 Iran 紙
国軍政治教理機構調整担当副機構長は、アメリカとシオニスト政権の戦略とは地域諸国の分断であると述べた上で、「国民の団結と連帯の高まりは、最高指導者が役割を遂行した帰結であり、このことがイランに対する敵の邪悪な計画を無力化させることにつながった」と話した。
【イラン・オンライン】国軍政治教理機構調整担当副機構長アミール[国軍で大佐より上(第二准将以上)の階級の高官への敬称]・モハンマド・アクラミーニヤー准将は、ハータモルアンビヤー (彼とその一族に祝福と平安あれ)防空大学のサマーキャンプに滞在する学生たちの集まりで、わが国への攻撃においてシオニスト政権が邪悪な目標を達成できなかったことに言及し、「国内の混乱の惹起、体制の転覆、そしてイランの分断は、12日間戦争におけるシオニスト政権とアメリカの邪悪な計画の一部であったが、全軍の最高指揮官の賢明な措置と国民の洞察力と警戒心によって無力化された」と述べた。
IRNA によると、同氏は「シオニスト政権はアメリカの全面的な支援にもかかわらず、その邪悪な目標を達成できなかった」と続けた。
国軍政治教理機構調整担当副機構長は、国内で生まれた共感と団結について言及し、「国内の団結と連帯の高まりは、最高指導者の役割遂行の結果であり、これが敵の邪悪な計画を無力化させることにつながった」と述べた。
アミール・アクラミーニヤー准将は地域の情勢に言及し、「アメリカとシオニスト政権は、シリアの政権を転覆させ、同国のインフラを破壊しようとすることでシリアの分断を狙っており、同じ戦略をイランに対しても適用できると考えている」と述べた。
同氏は最後に、全軍の最高指揮官が防空大学の学生たちに対して最近行った発言に言及し、「大学や科学研究センターにおける軍事知識の向上と、新しい科学技術の取得に向けた最大限の努力は、重要かつ不可欠な事柄と見なされる」と話した。
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翻訳者:KT
記事ID:60617