スーダン:米大統領特使が紛争の両当事者に「前提条件なしでの」停戦案受け入れを要請

2025年11月25日付 al-Quds al-Arabi 紙

■米大統領特使はスーダンの紛争の両陣営に「前提条件なしで」停戦案の受け入れを要請

【アブダビ:AFP通信】

アフリカ担当米国大統領特使であるマサド・ブーロス氏は火曜日、スーダンの紛争の両陣営が停戦案に同意していないと確認し、彼らに「前提条件なしに」提案を受け入れるよう促した。

ブーロス氏はUAEの首都アブダビで、記者らの面前で、「我々は両陣営に対し、提示されたように前提条件なしの人道的停戦を受け入れるよう要請する」と述べた。同氏の声明は、UAE大統領顧問アンワル・ガルガーシュ氏との共同記者会見を通して出されたものである。

スーダン軍のアブドゥルファッターフ・ブルハーン司令官は日曜日、ブーロス氏が国際カルテットを代表して提示した最新の提案を「これまでで最悪」とみなした。ブルハーン氏は米国・UAE・サウジアラビア・エジプトからなるスーダン仲介の「カルテット」委員会に関して、UAEがそこに含まれているために「中立ではない」と非難した。

UAEには、軍と戦うスーダンの「即応支援部隊」(RSF)に武器を供給しているという広範な疑惑が向けられているが、同国政府はこれらの疑惑を否定している。


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翻訳者:次良丸紗智
記事ID:61218