■バチカンは自身が仲介することを提案・・・ローマ教皇は二国家解決への支持を新たにする
【ベイルート:本紙】
教皇レオ14世は今日日曜日、イスタンブールからベイルートへ向かう教皇特別機の機内で、二国家解決は依然としてイスラエルとパレスチナの間の紛争の終結のための唯一の選択肢であると述べた。
アメリカ出身の教皇は5月の教皇選出から初となる、歴代教皇の慣例であった機内での記者会見を行った。
ローマ教皇は「バチカンは数年前から公に二国家解決案を支持している。イスラエルがそれをいまだに受け入れていないことを私たちは理解しているが、私たちはそれがこの紛争の終結を可能にする唯一の解決策だと考えている。」と述べた。
また、ローマ教皇はこの問題を木曜日にアンカラで行った、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との会談中に取り上げたと明らかにし、「大統領はこの提案に完全に同意しており、そのプロセスにおいてトルコには重要な役割がある」と付け加えた。
バチカンは2015年からパレスチナ国家を承認しており、ローマ教皇は二国家解決を支持している。
教皇レオ14世は選出されたときから、「犠牲の地ガザ」との連帯を表明し、パレスチナ人に対する強制移住作戦を非難している。一方、今日、バチカンがイスラエルと友好関係を保っていることも強調し、自身が当事者たちの仲介なることを提案した。
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翻訳者:松山果子
記事ID:61230