ジャーナリスト・エンヴェル・アイセヴェル、逮捕

2025年12月11日付 Cumhuriyet 紙

ジャーナリスト・エンヴェル・アイセヴェル氏は、 移送先の簡易刑事裁判所で「悪意と敵意の挑発」の罪状で逮捕された。アイセヴェル氏は、イスタンブル広域都市のエクレム・イマムオール市長の父、ハサン・イマムオール氏の「我々の国家に共産主義が流れ込まないようにと闘ってきたことを非常に後悔している」という発言に反応を示し、「あなたが保守になったとき、倫理観が欠如する、あるいはあなたの倫理観そのものが倫理観の欠如にすらなる」と話した。

ユーチューブ(YouTube)の動画で保守系向けに話した表現によって、夜方、家で拘束されたエンヴェル・アイセヴェル氏が逮捕された。
キュチュクチェキメジェ裁判所で朝方供述を行い、昼方、簡易刑事裁判所に移送されたアイセヴェル氏に対し、「悪意と敵意の挑発あるいは侮辱」の罪が課された。

■TKPによる「釈放せよ」との呼びかけ

トルコ共産党(TKP)による説明では、エンヴェル・アイセヴェル氏がYouTubeの動画における表現によって拘束されたことに対して反発を示し、以下のことを明らかにした:
「ジャーナリスト・エンヴェル・アイセヴェル氏が反共産主義的な戯言に対して示した反応を、メディアを使って標的にし、拘束の決定を引き出した人たちは、再度保守主義の顕著な部分を露わにした。この国において、保守政権がもたらした深刻な政治腐敗と倫理課題を指摘することが罪深いのではなく、沈黙こそが罪である。エンヴェル・アイセヴェル氏は即座に釈放されるべきである」

■何が起きたか

イスタンブル広域市の市長で共和人民党(CHP)の大統領候補であるエクレム・イマムオール氏の父、ハサン・イマムオール氏が、ソズジュ新聞のサイグ・オズトゥルク記者とのインタビューで「彼らが望むときには財産が奪われる。我々の国家に共産主義が導入されないようにと闘ってきたことを非常に後悔している」と述べた。
アイセヴェル氏も、ハサン・イマムオール氏の発言に対して「保守であることは罪だ。あなたが保守になったとき、倫理観が欠如する、あるいはあなたの倫理観そのものが倫理観の欠如にすらなる」と述べた。
拘束前にソーシャルメデイアで説明したエンヴェル・アイセヴェル氏は、表現が意図的に歪められたことを指摘し、以下のように述べた:

「彼らはいつも通り私の言葉を曲げて解釈したようだ。私はハサン・イマムオール氏の発言についてコメントした。保守主義者として私が認識するのは、国の財産を失わせる者たち、自然を壊す者たち、偽りの宗教者たち、ナショナリズムを利用する者たち、公共事業で富を蓄える者たちのようなタイプです。論拠をもって提示しました。残念ながら動画を観ずにまた標的にされたようだ。私が驚いたかって?そんなことはない。」


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翻訳者:岸本成美
記事ID:61266