イエメン:通話記録の流出で故イエメン元大統領のハマース批判が明らかに、SNS上で物議を醸す

2025年12月18日付 al-Quds al-Arabi 紙
故アリー・アブドゥッラー・サーリフ元イエメン大統領とハマースのハーリド・マシュアル政治局長 2008年、サヌアの大統領官邸で。
故アリー・アブドゥッラー・サーリフ元イエメン大統領とハマースのハーリド・マシュアル政治局長 2008年、サヌアの大統領官邸で。
■サーリフ氏とマシュアル氏の電話通話の流出がイエメン国内で大きな議論を巻き起こす

【サナア:アフマド・アグバリー、本紙】

2009年のドーハ首脳会議直前の2008年に、故アリー・アブドゥッラー・サーリフ元イエメン大統領と当時のイスラーム抵抗運動「ハマース」のハーリド・マシュアル政治局長との間で行われた電話通話の内容が流出し、イエメン国内で大きな論争を引き起こした。

通話の中でサーリフ元大統領は、イスラエルに対するハマースのロケット弾攻撃を、イスラエルにガザ地区への激しい攻撃の口実を与えると批判している。このサーリフ元大統領の姿勢を支持する人と「これはイスラエルが長年繰り返してきた主張を述べたに過ぎない」と否定する人との間で意見が分かれた。

「アンサール・アッラー」(通称フースィー派)傘下のテレビ局マスィーラ・チャンネルがドキュメンタリー番組内で電話通話の漏洩について報じた。その後、複数のチャンネルやウェブサイトで取り上げられ、SNSで広く拡散された。主要SNSプラットフォームで議論が巻き起こり、通話内容やその政治的影響に関する数多くのブログや記事が配信された。



通話内容の支持者の一人、ハーリド・ルワイシャーン元文化大臣は「通話内容は何の問題もない」と述べた。「(サーリフ氏が)マシュアル氏に、私的な電話で一時的に、個人的な政治的助言をしたもので、両者が最終的に目指すものは一致している。その手段について一時的に見解が食い違っているだけのことだ」と説明した。

(後略)


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翻訳者:土屋伶斗
記事ID:61307