パレスチナ:占領軍が西岸地区の各町で若者らに暴行を加える
2025年12月17日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ヨルダン川西岸地区でイスラエル軍がパレスチナ人の若者2人を拘束、他の2人にも暴行を加える
【ラーマッラー:本紙】
イスラエル占領軍は水曜日の深夜、占領下のヨルダン川西岸地区に点在する諸地域への襲撃を行うなかで、パレスチナ人の若者2人を拘束し、他の2人に暴行を加えたうえ、民間車両1台との衝突事故を起こした。
パレスチナ国営通信『ワファー』は、「イスラエル軍部隊が西岸地区北部トゥルカルム市の東に位置するアナブターとカフル・ラバドの両町に侵入し、後者において若者2人を拘束した」と述べた。
さらに同通信は「複数の軍用車両が両町の路上を巡回し、カフル・ラバドでは、兵士らが多くの店主を武器で脅して、店を閉めるよう強要した」としつつ、さらに「車両と市民らを停止させ、彼らに対して路上での尋問を行った。その後アナス・アブドゥルジャッバール・ラジャブさんとアフマド・アブドゥッラティーフ・ファクハーさんという2人の若者を拘束した」と報じた。
さらに西岸地区南部について、イスラエル軍部隊がヘブロン市の南にあるヒルバト・ダイル・ラーズィフ町に侵入し、「民間人の家々の周辺に展開し、その地域の住民である若者2人に殴打などの暴行を加え、彼らを虐待した」と報じた。
別の部隊が同市の南部地域に侵入し、「軍用車両がパレスチナ人の車両に故意に衝突し、損傷を与えたが、負傷者は報告されていない」と付け加えた。
『ワファー』は、ヘブロン市北部に関しても、「武装した入植者らが、ジャラーダート家に属する民間人の車両に石を投げて攻撃し、その結果ガラスを割ることで物的損害を与えた」と述べた。
ガザ地区に対するジェノサイド戦争が始まって以来、東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区では、イスラエル占領軍による急襲と入植者による攻撃が激化しており、その結果、約1,100人のパレスチナ人が殉教し、約11,000人が負傷し、21,000人以上が拘束された。
イスラエルは2023年10月8日以来ガザ地区で、米国の支援のもとで、2年間にわたるジェノサイド戦争を展開しており、これによってその大半が子供と女性である、7万人以上の殉教者と約17万1千人のパレスチナ人の負傷者をもたらした。
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翻訳者:東上健太郎
記事ID:61310