アメリカのドナルド・トランプ大統領のガザ計画に関して、19日にマイアミで重要な会議が開催された。
10月に締結した停戦合意の次の段階を議論する小規模サミットで、トランプ政権のスティーブ・ウィトコフ中東担当特使やトルコのハカン・フィダン外相、カタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アル・サーニ首相兼外相、エジプトのバドル・アブデルアーティー外相が一堂に会した。
会議は停戦中にも関わらず現地での違反が続く中で開催された。会議では米国政府と仲介国諸国がイスラエルとハマスがともに合意の現状維持を望み、進展に消極的な態度であることを評価して、両者に協調圧力をかける選択肢について議論した。
■ハマスから「違反行為に反対するように」との呼びかけ
ハマス政治部のバセム・ナイム氏はマイアミのサミット開催前に発表を行い、会議ではイスラエルの停戦違反を終わらせると結論づけるべきだと述べた。ハマス高官は「パレスチナ人は仲介国がイスラエルの侵略を終わらせ、全ての違反行為と矛盾をやめさせ、イスラエルにシャルムエルシェイク合意の条件を強制的に順守させるように期待する。」と述べた。
■2段階目には何が起きる
ガザ合意の2段階目においては、ハマスがガザ統治を放棄して軍事インフラを解体し、地域で国際的治安部隊を展開させることが予想されている。またガザ平和委員会を立ち上げ、パレスチナ人のテクノクラート(技術官僚)から成る政権を確立することも計画されている。一方で、イスラエルはガザからの撤退プロセスを進展させ、境界線の通過についての措置を講じることが期待されている。アルジャジーラによれば、イスラエル軍は停戦プロセスの中でガザへの攻撃と人道支援の制限をしばしば続け、地域の人道状況は不安定なままだ。
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翻訳者:伊藤梓子
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