シリア:治安部隊がイスラーム国の細胞に対する先制攻撃を全土で実施
2025年11月08日付 al-Quds al-Arabi 紙
■シリア内務省が「イスラーム国」の細胞に対して先制攻撃を実行
【ダマスカス:諸通信社】
シリア内務省のヌールッディーン・バーバー報道官は土曜日、シリアはイスラーム国の細胞に対して、国家レベルでの先制攻撃を仕掛けていると述べた。
バーバー氏は国営テレビ放送局に対し、シリア治安部隊が61回にわたる攻撃を仕掛け、71人の逮捕に成功したうえ、爆発物・武器を押収したと付け加えた。
さらに同氏は「総合情報局と内務省は、イスラーム国が新たな作戦を開始する意思を持っているとの複数の情報を入手した。そのため、治安部隊はこうした危険を除去するために先制攻撃を実施したのである」と明らかにした。
さらに「61回にわたる攻撃は、シリアの全度が対象となった。具体的にはアレッポ、イドリブ、ハマー、ヒムス、ダイル・ザウル、東部砂漠、ラッカ、ダマスカスとダマスカス郊外の各県が対象となった」としつつ、「約71人の戦闘員が拘束されたほか、弾薬、武器の保管庫、そして爆発物が隠された複数の隠れ家が急襲された」と付言した。
これらの先制攻撃は、シリアのアフマド・シャラア大統領が、ドナルド・トランプ大統領と面会し、米国が主導する対イスラーム国連合に加盟する意向を伝えるためにワシントンを訪問する直前の出来事であった。
米国の国務省および防衛省は、コメントを求められたのちも反応していない
事情に通じた6人の情報筋によると、米国は以前、自国が仲介しているシリア・イスラエル間の安全保障協定の履行を支援するために、ダマスカスの空軍基地に部隊を展開する準備を進めていると明らかにしていた。
米政権内のある高官は過去に、米国は「シリアにおける米国の必要的存在を、イスラーム国と戦うために効果的なものとして、継続的に評価している」とも述べていた。
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翻訳者:羽鳥礼菜
記事ID:61324