国連:最新の調査報告書、シリアの「カプタゴン」の大規模生産は停止するも、今も大量の在庫が流通
2025年12月22日付 al-Quds al-Arabi 紙

シリア反体制派戦闘員が(シリア南西部ダマスカス郊外県の)ディーマース市の住宅でカプタゴンの製造所を視察、2024年12月22日(AFP)
■国連は、アサド政権崩壊後のシリアでの「カプタゴン」の大規模製造の停止を発表
【ウィーン:DPA通信】
国連の調査報告書によると、シリアのバッシャール・アサド政権崩壊から1年が経過し、シリアでの合成麻薬「カプタゴン」の大規模製造は阻止されている。
国連薬物犯罪事務所(UNODC)は本日月曜日に公表した報告書の中で、シリア当局は2024年12月以降、工業規模の研究所15か所と小規模な貯蔵施設13か所を閉鎖したと述べた。
しかし、国連の専門家によると、商品名「カプタゴン」で販売されているこの強力な覚醒剤は、今なお中東の麻薬市場を支配している。
大規模な麻薬の押収がたびたび行われていることから、この地域には相当数のシリア産の錠剤が今も在庫していることが示唆される。
ウィーンに本部を置くUNODCは、シリアの特定地域や近隣諸国では小規模な製造が続いていると推定している。
そして、シリアでの「カプタゴン」の製造停止により、薬物使用者は(カプタゴンより作用の強い)メタンフェタミンに向かう可能性があると警告した。
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翻訳者:佐藤百合香
記事ID:61330