ヤロヴァでイスラム国強制捜査、警察官三名殉職

2025年12月29日付 Medyescope 紙

ヤロヴァでイスラム国に対して実施された強制捜査中に武力衝突が起こった。アリ・イェルリカヤ内務大臣は、発生した武力衝突の結果、3人の警官が殉職し、8名の警官と1名の警備巡回隊員が負傷したと発表した。ラジオ・テレビ高等機構は、事件に関連して一時的な報道規制を実施した。

ヤロヴァでイスラム国のテロ組織に対して実施された強制捜査中に武力衝突が発生した。

アリ・イェルリカヤ内務大臣は、深夜2時にイスメト・パシャ地区のセヘル通りにある家に強制捜査を行い、武力衝突が発生して3人の警官が殉職し、8人の警官と1人の警備巡回隊員が負傷したと発表した。

イェルリカヤ大臣は、6人のイスラム国構成員が殺害されたことも発表した。
朝方にヤロヴァ県庁によって行われた最初の会見では、武力衝突で7人の警官が負傷したことが発表されていた。

他方、当該地域にある5つの学校が休校となった。

■5人逮捕、エルドアンから弔意

ユルマズ・トゥンチ法務大臣は、ヤロヴァ共和国検察によって始められた捜査の中で5人の検事が担当となり、5人が逮捕されたと述べた。逮捕された5人のイスラム国構成員が病院に搬送されたことを知った市民が、病院の前に集まり反感を示した。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領兼公正発展党党首は、ヤロヴァでの対イスラム国向けの強制捜査で殉職した警官たちのために弔意を示した。エルドアン大統領は、「私たち国民の平穏と国家の安全を狙って手を血で汚す殺人者たちとの闘争を、国境の内外で決意をもって、多次元的に厳格な形で続けていくつもりである。」と述べた。

■報道規制の実施

ラジオ・テレビ高等機構は、イスラム国に対して実施された強制捜査中に発生した武力衝突に関連して一時的な報道規制を実施したと発表した。

「ヤロヴァ県でテロ組織ダーイシュ(イスラム国)に向け実施された強制捜査中に発生した事件に関連して一時的に報道規制が実施された。報道規制中はプロセスに関して公的機関によって行われた発表以外は報道をしないことに配慮いただきたい。メディアサービス提供企業が、関連する規制の枠組みの中で責任ある放送業上の理解をもって行動することが必要である。」

■年始前にイスラム国への強制捜査を準備

ここ最近、イスラム国が新年とクリスマスを狙った攻撃を準備していることに関する情報を受けて、トルコ全土で多くの強制捜査が実施された。イスタンブルで12月25日に実施された作戦では、イスラム国との関係が伝えられる115人を逮捕した。

イスタンブル県警テロ対策局は、強制捜査の中で、「拳銃、カートリッジその他多くの組織の資料」を入手したと発表した。こうした強制捜査が、襲撃の呼びかけ、襲撃計画に関する情報を基に実施されたと述べた。

国家諜報機構及び警察総局によって12月26日に実施された共同捜査で、新年に攻撃を行う準備をしていたと明らかにされたイスラム国の構成員であるイブラヒム・ブルタクチンは、マラティヤで逮捕された。

ジュムフリイェット紙が報道した情報では、イスラム国が近いうちに人が混雑する場所でテロ攻撃を行う可能性があるとの警告が出されたと明らかにされていた。

◾️イスラム国、続々と襲撃

イスラム国が12月13日にシリアのパルミラ(タドムル)で実施した襲撃では、二名のアメリカ軍兵士、一名のアメリカの民間人通訳が亡くなった。次いでアメリカは同組織に対し応分の「大規模な空爆」を行なったと発表した。

アメリカ中央軍司令部は、戦闘機、戦闘ヘリ、砲兵部隊がシリア中部の様々な地点で70箇所以上の目標を攻撃したと伝えた。

他方、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、12月14日にボンダイビーチで発生した襲撃がイスラム国のイデオロギーとの結びつきが見られると述べた。イスラム国は一連の襲撃を公式に認めてはいないが、専門家は同組織が過去に比べて弱体化しているが、対応を怠った場合、新たに強力化する可能性があると警告している。


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翻訳者:新井慧
記事ID:61372