アレッポの今
2026年01月17日付 Cumhuriyet 紙
テロ組織PKKの関連組織であるシリア民主軍(SDG)の撤退とともに、シリア政権に属する武装勢力が17日ダイル・ハフィールの街からユーフラテス川西岸地域へ進軍を開始したと伝えられた。
シリア民主軍の地域からの撤退決定の後、ジハード主義のシャーム解放機構組織が支配する武装グループがアレッポ県マスカナとディブシ・アフナンに向けて進攻を開始したと伝えられた。
シリア政権の国防省もアレッポ東部の農村地域にあるダイル・ハフィールで配備を開始したと確認した。
アラブメディアはシリア政権が早朝頃、地域で大規模な軍備増強を行ったと伝えていた。
■ティシュリンダムでの最新状況
一方で「ティシュリンダム」の地域が撤退計画に含まれているかどうかはまだ明らかになっていなかった。
シリア政権は以前市民たちへ「地域が完全に安全になり、地雷や内戦の残骸が除去されるまでダイル・ハフィールの街には入らないように」と呼びかけていた。
また軍はシリア民主軍組織が撤退する間、標的にされないことも強調していた。
国防省が「シリア民主軍がユーフラテス川西岸からの撤退を今朝から開始し、その後軍が地域に進攻する」との発表をした後、この展開になった。
■マズルーム・アブディー総司令官「我々は再び展開する」
シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は16日の発表で国際的な仲介によりアレッポ東部からの撤退を承認したと述べていた。
アブディー総司令官は以下のように述べた。
「友好諸国と仲介国の呼びかけに基づき、統合のプロセスを完了し3月10日合意の条項を適用することへの肯定的な意思表明として、アレッポ東部の現在の接触ラインから我が軍を撤退させ、ユーフラテス川東岸地域に再び展開すると決定した。」
■先週発生した衝突
アレッポでは先週シャーム解放機構とシリア民主軍の間で激しい衝突が発生し、事件では数十人が死亡したと伝えられた一方で、数千人が避難した。
シリア民主軍がシャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区、バニー・ザイド地区から撤退することで合意し、衝突は終結した。
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翻訳者:伊藤梓子
記事ID:61481