チュニジア:ジャーナリスト2人に懲役3年半の判決
2026年01月22日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ジャーナリスト2人に懲役3年半の判決
【チュニス:諸通信社】
チュニジアの裁判所は木曜夜、メディア関係者のブルハーン・ブサイス氏とムラード・ズガイディー氏に対し、資金洗浄および税務犯罪に関わる容疑で懲役3年6か月の実刑判決を言い渡した。両氏はすでに、虚偽ニュースの拡散の容疑で有罪判決を受けており、懲役1年の刑に服している最中だった。
司法関係筋はチュニジア国営通信に対し、第一審裁判所の刑事事件部が両被告に罰金を科したほか、両者に帰属する資金の没収と、両者が出資する企業の持分の没収を命じ、没収先を国家の一般国庫としたと述べた。
地元ラジオの「モザイク」が伝えたところによると、チュニス第一審裁判所の第一調査判事は2024年12月3日、資金洗浄の疑いに関する捜査の一環として、ブサイス氏とズガイディー氏に対する勾留状を発行していた。
両氏の拘束は2024年5月にさかのぼり、その際裁判所は彼らに懲役1年を言い渡した。これは情報システムを用いて、個人情報や虚偽の事柄を含むニュースを流布し、他者を中傷したとする告発によるもので、民間ラジオ局IFMの政治番組で両氏が扱った内容が問題とされた。
この問題をめぐり、国内外の人権団体はチュニジア当局が表現の自由を「締め付け、記者、活動家、政治的反対派を追及している」と批判している。
一方カイス・サイード大統領は、自国の司法は独立しており、政治が介入していないと主張している。
これに対し野党勢力は、司法が、サイード大統領が2021年7月25日に発表した例外的措置に反対する者を追及するために利用されており、同措置が国を長期の政治危機に陥れたとの見方を示している。
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翻訳者:渡部有
記事ID:61522