シリア:国連常駐代表が安全保障理事会の会合でイスラエルを批判

2026年01月29日付 al-Quds al-Arabi 紙

■シリア国連常駐代表:イスラエルとの安全保障協議に乗り出すことは、我々の権利放棄を意味しない

【イスタンブール:アナトリア通信】

シリアのイブラーヒーム・ウラビー国連常駐代表は木曜日、イスラエルと安全保障協議を行うことは、シリア国民の権利の放棄を意味するものではないと強調した。

衛星チャンネル「イフバーリーヤ・スーリーヤ」が報じたところによると、ウラビー氏のこの発言は、中東の最新情勢を議題とした国連安全保障理事会の会合でのものだった。

同氏は、「もしイスラエルが、我々が同国との安全保障協議に乗り出すことが、すなわちリア国民の権利を譲り渡すことだと考えているのであれば、それは幻想である」と述べた。

さらに同氏は、「イスラエルは今もなお、いくつかの虚偽のスローガンを用いて、シリア国民の構成集団同士を刺激させ合うという破壊的な役割を果たそうとしている」と加えた。

続けて、「シリア国民は、人々の構成集団同士を刺激させ合おうとするイスラエルの策謀を見抜き、よく理解している」と述べた。

また同氏は、「イスラエル人らが抱いている国境や防護壁、安全保障上の脅威に関する幻想的な考えは、現実に即したものではない」とした。

そして、「ゴラン高原はシリアの領土であり、軍事的支配は主権を意味しない」と明言した。

さらに同氏は、「2024年1月8日以来続く、分離地帯におけるイスラエル占領軍の違法な駐留の終結」を改めて要求した。

また、「衝突を回避するための国連兵力引き離し監視隊(UNIDOF)およびゴラン監視団が、中立的な国連の証人としてイスラエルによる違反行為を監視・報告しており、重要かつ不可欠な役割を果たしている」と強調した。

(後略)


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翻訳者:酒井梢太
記事ID:61579