アンタリヤで長距離バス転覆、死者5人

2026年02月01日付 Hurriyet 紙
トルコのテキルダー県からアンタリヤ県に向かっていたブズル・ツーリズム社の大型バス(プレートナンバー 26 ABG 022)が、アンタルヤ北環状道ドシェメアルテゥ付近でカーブを曲がりきれず横転。この事故で9人が死亡、26人が負傷した。ユルマズ・トゥンチ法務大臣から、事故に関する調査が開始されたことと、副検事長1名と共和国検事2名が担当者として任命されたことが発表された。また、アンタリヤ~ウスパルタ間幹線道路で乗用車2台が正面衝突した事故では、一次調査の時点で7人が死亡、5人が負傷した。

バス横転事故は、2月1日10時30分頃、アンタリヤ・ウスパルタ高速道路で発生した。得られている情報のかぎりではドライバー氏名は明らかになっていない。バスのプレートナンバーは26 ABG 022。北環状道路アンタリヤインターチェンジのドシェメアルトゥ入口で道路から脱輪し、横転後に法面に転落した。

■事故調査開始

ユルマズ・トゥンチ法務大臣はSNSで、事故に関する調査が開始されたこと、副検事長1名と共和国検事2名が担当者として任命されたことを発表した。トゥンチ大臣は投稿で次のように述べた。

「アンタリヤでの事故は我々全員を深く悲しませた。この痛ましいバス事故で8人の国民が命を落とし、26人が負傷した。亡くなられた皆様にアッラーのご加護がありますように。また、家族・近親者の辛抱を願うとともに哀悼の意を表する。

あわせて、事故で負傷し治療中の人々が一刻も早く健康を取り戻す願っている。

この事故に関連する司法捜査はアンタリヤ共和国検察庁により開始されている。副検事長1名と共和国検事2名が担当に任命された。

捜査は慎重に実施されている。」

■死者9人、負傷者25人に

事故の死者は9人に増えた。また負傷者は25人。負傷者は救急隊により近隣病院に搬送された。

通報を受け、救急隊、消防隊、トルコ災害緊急事態対策庁(AFAD)、憲兵隊、警察隊が現場に派遣された。

■シャーヒン知事:カーブ曲がりきれず横転

アンタリヤ県フルシ・シャーヒン知事も事故現場を訪れ、調査を行った。

現場で会見をおこなったシャーヒン知事は、「アンタリヤのドシェメアルトゥにあるキュムルジュレル交差点、つまり北環状道路での事故は、旅客バスがカーブを曲がりきれず横転したことが原因。この事故で、悲しいことに国民8人が亡くなり、26人が負傷した。負傷者はアンタリヤ市立病院をはじめとする近隣病院に搬送され治療中である。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、負傷者の一日も早い回復を願っている。路面は雨で濡れており、事故発生時には霧も出ていた。とはいえ、現場地点はスピードを出すような道でもない。調査後に詳細が明らかになるだろう」と述べた。

■ブルドゥルでも事故:7人死亡

アンタリヤ-ウスパルタ間国道でも乗用車2台の正面衝突事故は発生した。初期捜査時点では事故の死者は7人。また、5人が負傷した。

事故は午前11時頃、アンタルヤ-ウスパルタ国道で発生した。得られた情報によれば、プジョー車(プレートナンバー 34 FF 2118)ともう一台の乗用車(同 07 BNE 490)が正面衝突した。この事故で6人が死亡、6人が負傷したことが初期捜査で明らかになった。通報を受けて多数の救急隊と憲兵隊が急行した。現場に到着した救急隊が応急処置をおこなった後、負傷者は救急車で病院に搬送された。一部の負傷者は重体のためイスパルタ県内の病院に搬送されたと報じられている。事故調査が続いていることも明らかにされた。

一方、ブルドゥル県庁の発表では、アーラスン-アンタルヤ-ウスパルタ間国道のウスパルタ方面、アシャウ・ユムルタシュ付近で発生した2台の自動車が絡む多重衝突事故で7人が死亡した。

この発表では、「負傷者5人は近隣病院へ搬送された。事故後、現場では必要な安全対策が講じられ、捜索・救助、医療、交通整理の各チームが活動を継続している。負傷者は病院で治療を受けている。交通規制は続いているが道路は再開通している。亡くなられた方々にアッラーのご慈悲を祈るとともに、ご遺族の皆様には心よりお悔やみ申し上げる。また負傷者の早期回復を祈る」との声明が述べられた。

■ブルドゥル事故死亡者の氏名公表

ドライバー:セダット・アクギュン(41)、ジュマ・アリ・スュゼル(21)
乗客用座席から発見され現場で死亡:クゼイ・アクギュン(10)、メレキ・アクギュン(45)、イファケット・アイドゥン(69)、ネヴィン・スュゼル(52)
上記のほか6人が負傷した。

通報を受け、多数の消防隊、救急隊、憲兵隊が現場に急行。負傷者は救急隊による応急処置後、救急車でウスパルタ県内の複数病院に搬送された。ウスパル市立病院に搬送されたハサン・アクダー(20)も手を尽くされたが救命はかなわなかった。

■捜査開始

事故後、トゥンチ法務大臣はSNSで、「ブルドゥルで発生した交通事故で7人が死亡した。この事故についてブルドゥル県共和国検察庁が調査を開始しており、共和国検察官2名が担当者としてが任命された。事故で亡くなった人々にアッラーの慈悲を、負傷者には一日も早い回復を願っている」と発表した。

■イェルリカヤ大臣からの声明

アリ・イェルリカヤ内務大臣もSNSで下記の声明を発表した。

「今朝、アンタリヤとブルドゥルで発生した交通事故が我々の心を痛めている。

アンタリヤ県ドシェメアルトゥ地区、アンタリヤ-ブルドゥル間の国道で発生した交通事故では、旅客バスが路肩に横転した。残念ながら市民8人が死亡、26名が負傷したことが初期捜査で明らかになった。

また、ブルドゥル県アーラスン郡ユムルタシュ付近でも車両2台が衝突する事故は発生し、残念ながら市民7人が命を落とし、5人が負傷した。

事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様には心よりお悔やみ申し上げる。また負傷者の早期回復をお祈りする。

トルコ国民の皆様にご冥福をお祈り申し上げる」


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翻訳者:原田星来
記事ID:61585