レバノン:「イスラーム集団」所属議員が自党員らのシリア国内での活動を否定
2025年11月28日付 al-Quds al-Arabi 紙
■「イスラーム集団」所属の議員がクドス・アラビー紙に対し、イスラエルの主張を否定…「我々はレバノン国外での活動は行っていない」
【ロンドン:本紙】
レバノン議会に議席を持つ政党「イスラーム集団」所属の議員イマード・フート氏は、ダマスカス郊外県で同政党のメンバーらを拘束したというイスラエルの主張を否定した。その際占領軍が同地域に侵攻したことによって、住民ら13人が死亡した。
イスラエル軍は、「木曜夜から金曜にかけてイスラーム集団に所属しているとされる容疑者の逮捕を目的とする作戦」を実行したと明らかにした。加えて、彼らがダマスカス郊外県のバイト・ジン村で活動しており、イスラエル国内の市民を狙ったテロ活動を行っていたと述べた。
同軍は声明のなかで、「作戦は完全に終了し、すべての指名手配犯を逮捕し、多くのテロリストを始末した」と述べた。また、銃撃戦によりイスラエル兵6人が負傷し、そのうち3人が重症であると伝えた。
一方シリア政府は、住民らが侵攻に対して抵抗した結果、交戦となり、村の住民10人以上が死亡したと明らかにした。
フート氏は本紙に対して、イスラエルの主張は真実ではなく、イスラーム集団はレバノン国外でいかなる活動も行っていないと述べた。
加えて、同氏は「我々はレバノンとイスラエルの停戦合意を遵守している」と付け加えた。
さらに同氏は、占領軍が同政党のシリアで活動を非難したことについて、「ムスリム同胞団をテロ組織に指定するという米国の決定を正当化するためである。特に、この決定はいかなる法的・人権保護的な枠組みを欠いており、政治的背景に基づいている」と述べた。
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翻訳者:渡邉翼太
記事ID:61653