イラン・イスラエル戦争が9日目に突入。数日間イスラエル国内で足止めされていた観光客及び外国籍市民数千人の国外退避のため、ベン・グリオン空港からニューヨークやアテネ、ラルナカへの特別便が運航され始めた。詳細は以下のとおり。
イスラエル・米国・イラン間の戦争は9日経っても続いている。双方の報復攻撃が続く中、イスラエルのチャンネル14で驚きのニュースが報じられた。イスラエルから脱出するフライトの運行開始が発表されたのである。
■数千人がイスラエルを脱出
脱出便の運航により、戦争開始以来イスラエル国内で足止めされていた観光客及び外国籍市民数千人がイスラエルから退避する機会を得ることになる。
報道によれば、本日(3月8日)、ベン・グリオン空港からニューヨーク、アテネ、ラルナカといった戦略的拠点空港に向け数十便が運航される見込み。各便の平均搭乗者数は70人程度と予想されている。
■航空券価格は高騰
航空券価格は高騰しており、片道料金の平均価格は400~500ドルとなっている。航空業界は、需要の高まり、便数制限、保安対策や保険コストの高さが価格上昇の原因と説明している。
他方、行き先は長距離路線ばかりではなく、欧州や東地中海の主要空港もカバーしている。こうした主要空港のおかげで乗客がまず国外に出て、その後、世界各地へ向かう民間便に乗り継ぐことが可能となる。
■米イスラエルによるイランへの攻撃
イスラエルと米国は、テヘラン政府とワシントン政府との交渉が続く中、2月28日にイランへの軍事攻撃を開始した。
その後イランも、イスラエルに加え、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンといった米国基地がある複数の国の特定の標的を攻撃することで応酬した。
米イスラエルの攻撃でイランの最高指導者アヤトラ・アリー・ハメネイ師をはじめ、多数の幹部が死亡した。イラン保健省のホセイン・ケルマンプール報道官は、米イスラエルの攻撃により926人が死亡したと発表している。
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翻訳者:原田星来
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