3月8日フェミニストの夜の行進、問題解決の唯一の選択肢をフェミニズムと訴える

2026年03月08日付 Medyescope 紙

郡知事府が禁止したにもかかわらず、スラセルヴィレル通り上で集まった女性たちは、路地からまとまってジハンギル通りに向かった。この場所で読まれた記者発表の中で、世界で起こっている問題にも触れながら、唯一の出口がフェミニズムであると強調した。

ベイオール郡知事府が、「3月8日フェミニストの夜の行進」に許可を与えないことを発表したにもかかわらず、女性たちがスラセルヴィレル通りに集まった。

全ての路地及びイスティクラル通りの閉鎖にもかかわらず、デフテルダールの上り路とそこにつながる数本の路地からスラセルヴィレル通りに出ることに成功した女性たちは、行進をイスティクラル通りで実施しようと望んだ。

警察がスラセルヴィレル通りからタクスィム広場方向の通行を許可しなかったことを受けて、行進はアカルス通りからジハンギル通りにあるジハンギル立体駐車場に直接向かった。

路地からジハンギル通りにたどり着いた女性たちは、イスタンブル広域市立体駐車場の前で記者発表をアラビア語、クルド語、トルコ語で読み上げた。この発表では次のような表現が使われた。

■唯一の選択肢はフェミニズム

今日ここに「第24回フェミニストの夜の行進」の中に私たちはいる。例年同様に熱意、抗い、連帯によって私たちの声を上げている。

今日、この場所に警察のバリケードを超えて、長い道のりを歩いてたどり着いた。なぜか?私たち全員の救済がフェミニズムにあり、この世界に存在するため、唯一の選択肢がフェミニズムであると知っているからである。

昨日、今日、恐らく明日。毎日、皆を男たちが起こした戦争と作り出した破壊で目覚めている。私たちのすぐ隣ではイランに向けてアメリカとイスラエルがミサイルを落としている中、トルコはNATOの基地使用を許可しこの罪に加担している。この戦争を、「女性の解放」というお題目で正当化しようと努めるイスラエルの刑務所ではパレスティナの女性が拷問を受けている。

シリアでアメリカの支援によって政権の座にあるシャーム解放機構は、アレヴィー派、クルド人、アラブ人、ドゥールーズ派の女性を殺害している。エプステイン文書と自身が共犯であるのを覆い隠すために万策を尽くしているトランプ大統領は、敵を爆撃するのに有効なときは女性の自由が頭に浮かぶ。私たちは、こうした偽りをイラクやアフガニスタンから学んでいる。世界を誰が略奪し、私たちから盗んで、どのように豊かになっているのを注視している。彼らが私たちをひもじさで試し、私たちのポケットにある僅かなお金、口の中にある僅かな食べ物を奪おうとしている時も。私たちをお互いに敵対させる一方で、力をいや増している人々を見ている。彼らが私たち全員の生活をいかに色褪せたものにしたかを。私たちが知っている世界が力ずくでひっくり返ったそうした日々の中で、この暗闇に自暴自棄にならず、希望がないことに慣れず、男性たちが作り出したこうした秩序に同意すべきではないことをお互いに喚起している。まさにこのため、イスラム主義者の強権的な体制に対して抵抗する一方で、アメリカとイスラエルの攻撃性に対して「私たちの自由はあなた方の手によってもたらされない。」という女性の声を私たちは共有している。

何世紀もの間、男性は私たち女性の犠牲の上に生活している。女性たちの対価のない労働のおかげでお腹が満たされ満ち足りた生活を送っている。女性が家の中で再生産する生活のおかげで、外の公的な暮らしの中で自分を顕示して、対価のある仕事で快適に勤務し地位を得ている。

女性たちのセクシュアリティをコントロールし、愛情の名の下に女性たちの自己決定権を奪っている。女性たちが自分たちに従うことをちとも疑わずに、女性たちに暴力を振い、殺すことを自分自身の権利と考えている。時には、背後に教団やギャング、検察がいることに力を得ながら。

阻止的で保護的な政策が実施されず、無処罰故に、女性の最も基本的な権利が、民法上の、離婚、扶養、中絶といった問題が継続的に議論の俎上となっている故に、攻撃の対象となっているが故に、男性は強化されている。

■彼らはフェミニズムの変化の力が作り出す危険に気が付いている

[為政者が]「家族年」とか私たちの性別をなくさせると言い立てながら、ことを性別を管理することにまで及ばせ、「性別に適切でない振る舞い」とでっち上げられたカテゴリーを作り上げて、トランスジェンダーの人々がホルモンを手に入れることや生存権を妨害し、基本的に男性が女性の上にもつ覇権を守ろうと努めている。彼らが、こうした覇権が危険にさらされているのを知っているからである。彼らがフェミニズムの変化の力が生み出す危険に気付いているからである。この秩序が変わるはずであるからである。今日ここにいる者・いることができない者は、自分の人生で家父長制に対して闘ってきたすべての女性のおかげである。

私たちは、100年前この通りを歩いていた女性がひょっとしたら夢見たであろう闘いを実現して、男性が女性に対して犯してきた罪をどうにか明るみにしたのならば、新しい世界もこのように築くだろう。それは私たちフェミニストの連帯おかげである。私たちの人生に方向を与え、自由となり、自身の体、労力、性別、自分のあり方を自分自身のものとするためである。私たちの未来を自分自身のものとするためである。

救済策はフェミニズムにあると述べている。救済は共に、フェミニストの連帯により可能である。私たち自身の生き方から、私たち以前のすべての女性から学ぶことで、世界を変えることができる。平和の中で、敵対せずに、平等で公正な暮らしを築いて生きることができるのをフェミニズムから学んだからである。だから繰り返す。「私たちのフェミニスト闘争万歳」

■スラセルヴィレル通りのために呼びかけ

「3月8日フェミニストの夜の行進」委員会が、行進まで何時間か前の時点でXのアカウントで行ったツイートは次のとおりである。

メトロのタクスィム駅が閉鎖されたら、シシュハーネ駅の唯一のイスティクラル通りの出口も閉鎖されるだろう。可能な限り早く来て19時30分にスラセルヴィレル通りに出る形で、周辺のカフェまたは知り合いの家で待機可能である。

23年間フェミニストの夜の行進を私たちはあきらめなかった。今年もあきらめない。第24回目の行進のため19時30分にスラセルヴィレルで会いましょう。

活動場所にたどり着くまで、可能な限り集団で止まる代わりに少人数のグループの状態で動き、スローガンやプラカードを掲げずにスラセルヴィレルまでたどり着くようにしよう。19時30分にスラセルヴィレル通りで第24回フェミニストの夜の行進にいよう。

■ベイオール郡知事府が禁止

3月8日の国際女性デーにちなんでタクスィム広場で今晩行われる予定である恒例の行進の前に、ベイオール郡知事府は、「公的な秩序と社会の平和を乱す行為の原因となる」という理由で郡での行動を禁止した。

禁止の中で15時にタクスィム広場、ゲズィ公園、イスティクラル通りと路地、トゥネル広場とその周辺、スラセルヴィレル通りと路地は車両及び歩行者の通行禁止とされた。


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翻訳者:新井慧
記事ID:61773