ガザ:停戦合意後も続く空爆

2026年03月12日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエル軍はガザの包囲を強化、避難民を収容する建物を爆撃

【ガザ:本紙】

イスラエルは、包囲されたガザ地域での戦争犯罪を継続している。3月11日水曜日の夕方、同国軍はガザ市西部のアンサール地区で、数百人の避難民を収容している建物を爆撃した。この攻撃で発生した火災によって、周辺の避難テントの一部が焼失し、数十の家族が避難を余儀なくされた。アナドル通信の記者によると、イスラエルの戦闘機は、退避勧告を行う前にパレスチナ政府の建物に対し複数の空爆を行い、建物の火災が周辺のテントへと広がった。
ガザではイスラエルの空爆で住人の1人が死亡した。ガザ保健省は「ガザの病院は過去24時間でイスラエル軍の攻撃に起因する1人の死亡者と2人の負傷者を受け入れた」と発表した。これにより、停戦合意以降の犠牲者数は、650人の死者と1732人の負傷者にのぼり、その他に756人の遺体が回収された。パレスチナ人権センターはイスラエル軍が民間人に対する殺害犯罪を継続していると非難し、「攻撃はいかなる戦闘行為も行われていない中で行われ、停戦合意に対する意図的かつ継続的な一方的違反である」と述べた。

一方、占領下のヨルダン川西岸では、過激派入植者たちがエルサレムとナーブルスに2つの新たな入植拠点を設置した。さらに、各地で行われた攻撃によって外国人活動家の間で負傷者が出た。またイスラエル軍は西岸の各地を急襲し、現場では40人の住人が拘束された。


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翻訳者:池内一生
記事ID:61785