レバノン:シリア大使館がイスラエルによる空爆で被災したシリア人家族への対応を継続
2026年03月12日付 al-Watan 紙
■レバノン東部ベカー高原で民間施設が空爆を受け、居住していたシリア人家族8人が死亡、他にも負傷者が発生
【ベイルート:本紙】
在ベイルート・シリア大使館のイヤード・ヒザーア臨時代理大使は、ベカー高原地域でシリア人家族が暮らしていた民間施設を標的としたイスラエルの空爆について、大使館が強い関心をもってその影響を追っていると明らかにした。この攻撃により、同一家族の8人が死亡し、他にも複数の負傷者が出た。
ヒザーア氏は水曜日、シリア国営チャンネル「イフバーリーヤ」に対し、同大使館がベカー高原地域の町タムニーンで空爆を受けたシリア人家族の状況をフォローしていると述べた。さらに、この家族は攻撃発生時、民間施設に居住していたと説明した。
また同氏は、大使館が直ちに公式代表団を病院へ派遣し、事件の詳細を現地で確認するとともに、負傷者の健康状態を直接監督し、あわせて犠牲者の遺族に弔意を伝えたと付け加えた。
在ベイルート・シリア大使館のイヤード・ヒザーア臨時代理大使はこれに先立つ3月9日、レバノンのユースフ・ラッジー外務・移民相と会談し、レバノンおよび地域をめぐる最新情勢について協議していた。
レバノン外務省の発表によると、その際、同氏は、レバノン国境における軍の集結は、国境管理の強化と密輸活動の抑制、さらにシリア国内の治安維持を目的とした措置の一環であり、シリア・イラク国境で取られている対応と同様のものだと説明していた。
南レバノンおよびベカー高原では、地域紛争を背景とする軍事的緊張が続くなか、イスラエル軍による空爆が各地で繰り返され、軍事拠点だけでなく民間インフラも被害を受けている。これにより民間人の犠牲者が出ているほか、多くの家族が避難を余儀なくされており、そのなかには現地に住むシリア人も含まれている。
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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:61792