シリア:ヒジュリー師、教育局襲撃を受け法務委員会を解散

2026年04月07日付 al-Quds al-Arabi 紙

■シリア・スワイダー:ヒジュリー師、教育局への武装攻撃を受け、法務委員会を解散

【ダマスカス:本紙】

スワイダーのドゥルーズ派の指導者の一人であるヒクマト・ヒジュリー師は、「最高法務委員会」の解散を発表し、シャーディー・ファーイズ・ムルシド判事に対し、同県で進行中の「危機」を管理する新たな運営委員会の設置を委ねた。これは、教育局庁舎への武装集団の強制突入と、最近シリア政府の教育大臣によって任命された新局長サフワーン・バラーン氏が、職務の継続を断念する旨の謝罪を強いられたことを受けたものである。この事件は教育機関内に混乱を引き起こし、教師団体は、シリア南部スワイダーにおける暴力と学校の不可侵性の侵害に抗議して、無期限ストライキを宣言した。

シリア南部に位置するスワイダー県は、宗派的・政治的に独自の特徴を持つ県の一つとされ、住民の大多数をドゥルーズ派が占めている。近年、同県で緊張と暴力の波が続き、2025年7月の流血事件などを経て、ダマスカスの中央政府による直接的な支配の外で一定の自治を行っている、シリアで最後の県として知られている。

ヒジュリー師は当時、県の行政・治安・公共サービスを管理するため「最高法務委員会」を設立した。これは、政府の介入から離れて、地方レベルでの一定の自治を確立しようとする試みの一環であった。

こうした中、サルハド地域の教師団体は、最近の暴力事件に抗議して無期限ストライキを宣言し、強い調子の声明の中で、教育局への強制突入と教育機関内での武器使用は、教師や職員の安全に対する直接的な脅威であり、学校および教育機関の不可侵性に対する重大な侵害であると強調した。

同団体は、新たな教育関係者、特にサフワーン・バラーン氏をはじめとする人々に対し、教育活動に悪影響を及ぼしかねない性急な決定を避けつつ、その能力を証明し教育に貢献するための十分な機会を与えるよう求めた。

また、すべての教師に対し、暴力や侵害への断固たる拒否を示し、安全で尊重された職場環境に対する正当な権利を求めるため、4月7日火曜日に開始された無期限ストライキへの参加を呼び掛けた。

また同教師団体は、教師が職場内で保護されるよう求めるとともに、「彼らの仕事は純粋に民間的なものであり、政治とは一切関係がない」と強調した。さらに、この事件について緊急かつ透明性のある調査の実施、関係者全員の責任追及、教育局の安定の回復、安全で安定した教育環境の確保を求めた。あわせて、新たな教育関係者、特にサフワーン・バラーン氏をはじめとする人々に対し、教育の歩みに悪影響を及ぼしかねない性急な決定を避けつつ、その能力を証明し教育に貢献するための十分な機会を与えるよう求めた。

同団体は声明の締めくくりで、「教師の尊厳と学校の安全は決して譲れない一線である」と強調した。

また、地元のSNSページでは、ヒジュリー師傘下の「国家警備隊」に属する治安部門の武装要員が建物に強制突入する様子を示す写真が出回った。彼らは職員を威嚇するため空に向けて発砲し、職員に事務所の閉鎖と退去を強制した。

さらに、「スワイダー24」によると、武装要員は複数の職員に対して殴打や侮辱を加え、サフワーン・バラーン氏に対しても脅迫のもとで就任を辞退する旨の謝罪を強要した。これは教育省による同氏の任命に抗議し、同省が決定した人事変更の実施を阻止しようとするものだった。

バラーン氏は、自身のフェイスブックの個人ページで発表した声明で、その職を引き受けたのは、教育活動に奉仕し、教育関係者の要求を実現するためにほかならないと説明した。

また同氏は、「私は常に自分の地域社会の側に立ち、その尊厳が問われる場面では共にある存在であった。教育局長への推薦を受け入れたのも、教育関係者の要求を実現し、子供たちが学業を継続しその志を達成できるようにするためであり、地位やその他の利益を求めたものではない」と述べた。

同氏はさらに、「ヒクマト・ヒジュリー師の決定を受け、その意向を尊重しつつ、愛するスワイダーにおける内部分裂を避けるため、スワイダーの教育局長への任命について辞退を表明する」と述べた。

また関連して、地方筋によると、職員の一団が最高法務委員会に属する警察(内務治安部隊)の本部を訪れ、加害者に対する正式な告発を提出した。これは、捜査の進展と、教育機関への攻撃に関与した者の責任追及を目的とするものである。


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翻訳者:鈴木美織
記事ID:61930