■ベイルートのデモが北部やベカー高原の避難民に影響
【ベイルート:本紙】
ベイルートにおける最近のデモの影響は急速に拡大しており、首都の範囲を超えて、複数の地域に波及している。とりわけ北部およびベカー高原では、この数時間で、避難民流入の圧力や経済状況のためにもともと脆弱な環境に緊張が広がりつつあることを示す憂慮すべき兆候が確認された。
同様の文脈で、複数の治安筋は、ベイルートでのデモで掲げられ、一部は宗派主義色を含んだ複数のスローガンが、トリポリをはじめとする北部の各地域、およびベカー高原西・中部における街頭の動向に直接影響を与え始めたと警告した。
さらに同複数筋は、トリポリやその他の地域でデモや集会が行われ、「首相職の地位の保護」や「特定宗派の保護」といったスローガンの掲揚も確認されるということは、これらのデモが端を発した当初の地理的・政治的な枠組みを超えて、緊張の輪が拡大している兆候だと指摘した。
そして同複数筋は、様々な手段を通じて、避難センターへ向かうよう呼びかける動きが確認されたと明かした。またこうした動きは、もともと社会的な緊張や生活条件の厳しさに苦しむ環境において、異なる集団間の直接的な摩擦を招く恐れがあることから、極めてセンシティブな事象だとみなされている。
(後略)
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翻訳者:大森耀太
記事ID:61943