14才襲撃犯の父親-警察署長ー、逮捕
2026年04月16日付 Cumhuriyet 紙

カフラマンマラシュで昨日学校を襲撃し10名を殺害したイサ・アラス・メルスィンリの父親で警察官のウール・メルスィンリは逮捕され、彼の供述が明らかになった。父親のメルスィンリは、息子は銃に興味があり、自分と一緒に射撃場で射撃をしていたと供述した。
8年生(注)のイサ・アラス・メルスィンリは、カフラマンマラシュのオニキシュバット郡にあるアイセル・チャルク中学校を襲撃し、子ども9名を含む10名が犠牲となった。彼の父親で警察官のウール・メルスィンリは拘束され、その後逮捕された。
ウール・メルスィンリが警察で行った供述が明らかとなった。
◾️「経過観察が必要と言った」
息子が精神的な問題を抱えていたと供述した父親は、「息子には典型的な思春期や受験に関する問題を抱え、ストレスがあった。息子がこのような状態であったので警察の心理カウンセラーに連れて行ったが、複数のカウンセラーは息子の状態は悪くなく、非常に聡明であると言った。およそ2か月間、自宅近くの民間の専門心理士に息子を連れて行っていたが、その心理士は息子が社会適応の点で問題を抱えることになる可能性があるためしばらく経過観察の必要があり、将来的には精神的な治療が必要になるかもしれないと話していた。」と述べた。
◾️「銃は名誉だ」と伝えた
息子が銃の使用に興味を持っていたと語る父親は、息子を射撃場に連れていき射撃をさせたと話し、以下のように述べた。
「約1か月前、息子は友人たちが射撃をしており、自分はいつさせてもらえるのかと私に尋ねた。そしてその頃、私が仕事から戻って短時間銃を寝室の引き出し収納の上に置いていたことがあり、息子が銃を手に取ろうとしているのをみて叱った。息子が銃に興味を持っていることに気づいたため、息子に私たちの銃文化について話し、銃が名誉と呼ばれていることも話した。また、私が退職したら銃の中から1丁を譲ると言った。こう言ったのは、息子の銃への関心をそらすためだった。将来、前科がなく、そして良い学校に進学すれば銃を買ってあげるかもしれないと伝え、息子に希望を持たせようとした。しかし、これに対して息子はアメリカでは誰でも銃が買えると言った。私はこの国で誰が銃を所持・携行できるのかを説明したが、息子は友人たちが射撃をしており、自分にも射撃をさせてほしいと言った。この会話は先週の木曜日か金曜日のことだったと思う。」
◾️「一緒に射撃をした」
「月曜日、警察の射撃場に行き、私の銃で射撃をした。息子にも何発か撃たせた。向かいにある標的を示して、銃はでたらめに撃つのではなく標的をよく狙って撃つように言った。そして、息子が銃を撃っている様子を写真や動画に収めた。こうしたのは、思い出として残すとともに息子の興味、関心を抑えるためでだった。写真は後でWhatsappで息子に送った。」
息子がオンラインゲームをしていたと話す父親は、「息子はインタラクティブ(会話型・オンライン)ゲームをしていた。部屋に私が入るとすべてを閉じ、私たちには何も見せようとしなかった。そのため、私たちもこれまで問題となるような状況に気づくことができなかった。」と言う。
◾️何が起きたのか?
カフラマンマラシュのアイセル・チャルク中学校の8年生が起こした銃撃事件により、学生9名、教員1名の計10名が犠牲となった。襲撃犯は父親が所有する武器を使用し、事件後に死亡したと報じられた。
事件に関して大規模な捜査が開始され、多数の監察官および検察官が任命され、襲撃犯の両親は拘束されていた。
街の教育活動は2日間停止され、ラジオ・テレビ高等委員会(RTÜK)によって銃撃事件に関する報道は規制されていた。
(注)トルコの学制は4+4+4制である。
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翻訳者:佐田優美香
記事ID:61956