女子大学生ギュリスタン・ドク失踪事件、前トゥンジェリ県知事に逮捕状

2026年04月17日付 Cumhuriyet 紙

速報:ギュリスタン・ドクさん失踪事件において「証拠隠滅」の疑いで捜査対象となっていた元トゥンジェリ県知事のトゥンジャイ・ソネル氏が、エラズーで拘束された。拘束後、ソネル氏は裁判所へ連行された。

ギュリスタン・ドクさん失踪事件の捜査では、当時のトゥンジェリ県知事だったトゥンジャイ・ソネル氏に対する証拠隠滅容疑で捜査が開始され、ソネル氏はエラズーで拘束された。

エルズルム首席検事局は、エラズーにて拘束されていた元トゥンジェリ県知事のトゥンジャイ・ソネル氏をエルズルムに移送すると発表した。

ソネル氏の捜査を担当する捜査官が任命され、ソネルは裁判所へ送致された。

■捜査が開始された

内務省筋からの情報によると、ムスタファ・チフチ内務相の指示により、元トゥンジェリ県知事のトゥンジャイ・ソネル氏に対する嫌疑に関して捜査が開始され、捜査官が任命された。

■検事局「犯罪の十分な疑いが認められた」

一方、トゥンジェリ県首席検事局もエルズルム首席検事局に対し、ギュリスタン・ドクさん失踪事件の捜査の一環として当時のトゥンジェリ県知事トゥンジャイ・ソネル氏に対して必要な措置を講じるよう、書簡を送付した。

記事によると、ギュリスタン・ドクさんの失踪に関する捜査は「故意の殺人」、「性的暴行」、「証拠隠滅」、「情報システムへの不正アクセスによる情報の消去・破損」、「自由の剥奪」、「犯罪者幇助」を容疑として行われており、当時のトゥンジャイ・ソネル県知事の息子ムスタファ・テュルカイ・ソネル容疑者を含む13人が逮捕・拘束された。

書簡には、「添付資料に記載された情報及び文書に基づき、また現在の証拠状況を考慮すると、当時のトゥンジェリ県知事であったトゥンジャイ・ソネル氏が、トルコ刑法第281条1項2号に規定された行為を行った可能性が十分にある。しかしながら、トゥンジャイ・ソネル氏に対する告発および申し立ては個人的な性質のものである。5271号刑事訴訟法161条6項によれば、元知事による個人犯罪の捜査権限は、元知事が犯行当時勤務していた県を管轄する地方控訴裁判所が所在する県の首席検事局にある。従って、貴首席検事局に対し、現在の証拠に基づいてトゥンジャイ・ソネル氏に対する評価を行い、必要な措置を講じていただくよう要請する」と記されていた。

元知事らの個人的な犯罪に関する捜査は、犯罪発生時に勤務していた県を管轄する地方控訴裁判所の主席検事局が行い、職務に関する捜査は最高裁判所主席検事局の権限下で行われると報じられている。

■身柄を拘束

トゥンジェリ首席検事局が実施しているギュリスタン・ドクさん失踪事件の捜査の一環として、エルズルム首席検事局が発行した逮捕状に基づき、元トゥンジェリ県知事のトゥンジャイ・ソネル氏がエラズーにて拘束された。エルズルム首席検事局は、彼をエルズルムに移送すると発表した。

■職務停止処分

ソネル氏は、捜査が終了するまでの間、職務停止となっている。

■「有効な悔悟」を求める

捜査の中で逮捕された元警察官のギョクハン・エルトク容疑者は、「有効な悔悟」制度を利用しようとしていると報じられている。

■何があったのか?

ムンズル大学児童発達学科2年のギュリスタン・ドクさんは、2020年1月5日に寮を出てから行方不明になっている。
ドクさん失踪事件の捜査において、当時県特別行政局の職員であり、7県で同時に展開された作戦で拘束された13人のうちの1人であったエルドアン・エラルドゥ容疑者は検察での供述後、裁判所に連行され「故意の殺人」容疑で逮捕された。

裁判所に送致された他の3人のうち、ドクさんのSIMカードを自身の携帯電話に挿入して一部の情報を削除したことが判っている元警察官のギョクハン・エルトク容疑者も逮捕された。

拘束された者の中には、当時のトゥンジェリ県知事で現在は内務相の監察官を務めるトゥンジャイ・ソネル氏の息子、ムスタファ・トゥルカイ・ソネル容疑者やドクさんの元恋人で主犯とされるゼイナル・アバカロフ容疑者、アバカロフ容疑者の継父で元警察官のエンギン・ユジェル容疑者、母親のジェミレ・ユジェル容疑者、トゥンジェリ県特別行政職員のエルドアン・エラルドゥ容疑者、当時知事の警護にあたっていたシュクリュ・エルオール容疑者、ムスタファ・トゥルカイ・ソネル容疑者の友人ウールジャン・アチュクギョズ容疑者、免職された元警察官ギョクハン・エルトク容疑者、そしてムンズル大学に勤務する複数人が含まれる。


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翻訳者:関口ひなた
記事ID:61963