シールトで洪水、羊35頭が流される
2026年04月19日付 Cumhuriyet 紙

シールト県シルヴァン郡では、豪雨からの洪水により羊35頭が流され死んだ。また、道路が崩落しピスタチオ農園も水浸しとなった。気象局から警報が発出された後、シルヴァン郡ファーティフ地区では村道を結ぶ橋が豪雨により崩落し、周辺のピスタチオ農園も水浸しとなった。シールト・シルヴァン・ペルヴァリ幹線道路の複数の箇所で、橋の崩落による交通規制が行われている。
シルヴァン郡デイルメン地区で牧場を営むイマチさん一家の納屋では、羊35頭が流され死んだ。同地区では、洪水が家屋の壁まで達し、納屋の扉が壊れ、貯蔵されていた約30トンの大麦も水に流された。畜主のアブドゥルラフマン・イマチさんは、「午前2時頃に目覚めたとき、水が窓や壁まで押し寄せているのに気づいた。家畜を守るため穴を掘り、自力で4~5頭を救出できた。それ以外は水に流され行方がわからない。私たちは正式に届け出て家畜を飼育している。全頭にイヤータグが付いており保険も加入している。政府からの支援を必要としている。橋の排水路が塞がれたことで、水がまっすぐこっちに流れてきた。我々はかろうじて命拾いした。ここには4~5人いて、慌てて外に飛び出した。納屋の扉はすべて壊れ、貯蔵庫に少なくとも30トンあった大麦はすべて水に流された」と語った。
■クズルカヤ知事、洪水被災地域を視察
シールト県のケマル・クズルカヤ知事兼市長代行が洪水被災地域を視察した。クズルカヤ知事は、市内交通の要であるケゼル橋を視察したほか、洪水被害を受けやすい地域で作業現場も確認し、関係者から情報提供を受けた。クズルカヤ知事は、旧橋は豪雨で損傷し、安全上の理由から通行止めとなっていると述べ、「深夜3時から5時の間に1平米あたり30~97kgの降水があった。短時間で影響が広がったこの豪雨を受け、家庭や事業所から浸水報告を受けた。対応チームには合計61件の報告が寄せられた。対応チームは降水前からこの現場で活動し、危険な箇所には必要な事前予防措置を講じていたが、急激な降水により一部地域で被害が発生した。特に、ケゼル地区の旧道で橋が損傷した。安全上の理由から旧橋は通行止めとし、新橋ルートで交通整理をしながら通行ができるようになっている。県内各郡、特にクルタラン地区やシルヴァン地区をはじめとする農業地域から報告を受けている。報告をもとにチーム全員が迅速に対応している。最大の救いはこの災害で死者が出なかったことだ。我々の目下の最優先事項は排水であり、その後、被害状況の調査が行われる予定だ。調査完了次第、市民への必要な支援がなされる。国民に安心してもらいたい。また、全国民にお見舞いを申し上げる」と述べた。
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翻訳者:原田星来
記事ID:61970