イラン:ヴァンス氏がイランとの交渉失敗を発表
2026年04月12日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ヴァンス副大統領はイランとの合意への交渉が失敗に終わったと発表し、パキスタンから帰国
【イスラマバード:本紙】
米国のJ. D. ヴァンス副大統領は、合衆国・イラン間の交渉が日曜の早朝に、核兵器の開発の禁止にかかわる米国側の条件の受け入れをイラン側が拒否したことにより、和平合意に達することなく終了したと述べた。
歴史的な直接会談の第3回ラウンドは、数千人を殺害し世界の市場を揺るがした戦争が開始してから7週目に突入し、2週間にわたるぜい弱な停戦が発表された数日後に幕を下ろした。
ヴァンス氏は、高官級協議は21時間のすえに終了し、その間自身がドナルド・トランプ米大統領や他の政権幹部と継続的に連絡をとっていたと述べた。
さらにヴァンス氏は記者団に対して次のように述べた。「しかし単純な現実というのは、我々が必要としているのは、彼らが核兵器の保有を追求せず、また速やかな核兵器の開発を可能にする手段の獲得を追求しないという確たる保証を目にすることである。これが合衆国大統領の基本的な目標であり、我々が今回の交渉を通じて実現を試みたものである」。
米副大統領は過去21時間でトランプ氏と『6回』か12回話したとしつつ、マルコ・ルビオ国務長官やスコット・ベッセント財務長官、さらに先日米中央軍ブラッド・クーパー司令官とも協議したと延べた。
ヴァンス副大統領は2つの米国旗が掲げられた演壇から、スティーブ・ウィトコフ(中東担当特使)氏とジャレッド・クシュナー氏に挟まれつつ次のように述べた。「我々はチームと常に連絡を取っていた。なぜなら我々はそこで誠実に交渉していたからだ。我々はここを離れるにあたり、極めてシンプルな提案を持っており我々の最終的かつ最善の提案にあたる合意方法を提示した。我々はイラン側がそれに応じるか見守るつもりである」。
ヴァンス副大統領は短い発言のあと、政府専用機に乗りパキスタンを後にした。
(後略)
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翻訳者:須田秀太朗、早川咲絢
記事ID:61978