レバノン:アウン大統領は「停戦は国民の犠牲の成果」と表明
2026年04月17日付 al-Watan 紙

■アウン大統領、恒久的合意への移行を訴え…「レバノンはもはや誰かの戦争の場ではない」
【ダマスカス:本紙】
レバノンのジョセフ・アウン大統領は金曜日、レバノンとイスラエルの間で実現した停戦について、すべての人々の努力の結晶であり、レバノン人の犠牲の成果だと確認した。また、砲火の最前線にある自宅や村にとどまり、「何が起ころうとも、我々はここに残り、去ることはない」と世界に示した人々の成果でもあると述べた。
アウン大統領はテレビ演説で、停戦について、祖国の兄弟を受け入れ、抱きしめたすべての人々の努力の成果であり、レバノンのすべての責任者が、世界の兄弟国や友好国とともに払った大きな努力の成果だと語った。あらゆる方向、あらゆる水準で昼夜を問わず接触を重ね、「我々は一瞬たりとも落ち着くことも、疲れることも、権利と義務を疑うこともなかった」と述べた。
さらに、停戦は砲火の最前線にある自宅や村に踏みとどまった人々の成果でもあるとし、彼らは「我々はここに残る。何が起ころうとも去ることはない」と世界に確認させたと述べた。
アウン大統領は、このために多くのものを引き受けてきたとも述べた。非難、侮辱、不当な攻撃、虚偽に耐えながらも退かなかった結果、自分たちが正しかったこと、そして自分たちが行ったことが最も適切で正しい選択だったことが、世界全体にも明らかになったと語った。
そのうえで、停戦実現に貢献したすべての人々に謝意を示し、友人であるドナルド・トランプ米大統領をはじめ、すべてのアラブの兄弟国、とりわけサウジアラビアに感謝すると述べた。そして、昨日始めたことを完成させ、自分たちが目指すものを成し遂げるため、これらの国々との友好関係に期待しているとした。
アウン大統領はまた、現在、すべての人々が新たな段階の前に立っていると指摘した。それは停戦実現に向けた作業から、国民の権利、国土の一体性、祖国の主権を守る恒久的な合意に向けた作業へ移る段階だという。そして、前の段階と同様、この段階でもレバノンを救えると確信していると述べた。
同時に、自分たちはあらゆる攻撃にさらされるだろうとも語った。その理由は単純であり、約半世紀ぶりにレバノンとレバノンの決定権を取り戻したからだとした。
アウン大統領は、「我々は今日、自分たち自身のために交渉している。自分たち自身で決定している。我々はもはや誰かのポケットの中のカードではない。誰かの戦争の場でもない。そして二度とそうはならない」と述べた。さらに、レバノンは唯一自らの決定権を持つ国家として戻ってきたのであり、国民の命と子どもたちの幸福のためだけに、それを高く掲げ、言葉と行動で体現していると語った。
また同大統領は、率直かつ確信をもって語るとして、今回の交渉は弱さでも、後退でも、譲歩でもないと述べた。むしろ、自分たちの権利への信念、国民への配慮、あらゆる手段で祖国を守る責任、そしてレバノン以外の誰かのために死ぬことを拒む姿勢から生まれた決断だとした。
交渉は、いかなる権利の放棄も、いかなる原則の譲歩も、この祖国の主権への侵害も意味しないし、今後も意味することはないと述べた。レバノンは何千人もの国民を失ったが、彼らは自分たちの子どもたちであり、決して忘れないとした。そのうえで、他者の影響力の利益や、近くであれ遠くであれ、勢力圏の計算のために、これ以上一人のレバノン人も死なせず、自分の家族と国民の流血を続けさせることは許さないと語った。
アウン大統領は、「自殺と繁栄の間で、私と我々の国民は繁栄の側に立ち、自殺に反対する」と述べた。また、破壊をもたらす欺瞞的なスローガンと、建設につながる理性的な歩みの間では、理性の側に立つと語った。外部の大義を口実に繰り返される無意味で一方的な死と、祖国と国民のための尊厳、自由、繁栄ある生の間では、生の側に立つと述べた。
そして、「私はこれを言ったし、繰り返す。私はこれらの選択について完全な責任を負う用意がある。自分の土地を解放し、家族を守り、国を救うためであれば、どこへでも行く用意がある」と語った。
アウン大統領は続けて、自分の任務は一つであり、明確で限定されていると述べた。それはこの国と国民を救うことだという。そして、それを絶対的な国家的、人道的、信仰上の確信に基づいて行うと語った。
また、自分には国民がともにいることが分かっていると述べた。公の場でも内心でも、心でも理性でも、国民は自分とともにいるとし、それは自分が国民の払った犠牲の大きさを知っているからであり、人が愛する者、家、あるいは安心感を失うことの意味を知っているからだと述べた。
さらにアウン大統領は、誠実さと決意をもって、この苦しみが永遠に自分たちの運命であり続けることはないと語った。そして、任期と約束の言葉として、自分たちの国民的権利を損ない、踏みとどまった国民の尊厳を傷つけ、この祖国の土の一粒であっても手放すような合意は一切存在しないと述べた。
最後に、目標は明確に公にされているとし、それはレバノンの土地と国民に対するイスラエルの攻撃を止めること、イスラエルの撤退、国家が自らの力だけによって全土に権限を広げること、捕虜を帰還させること、そして国民が安全、自由、尊厳を十分に保たれた形で自宅と村へ戻ることだと述べた。
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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:61980