NATOルッテ事務局長、トルコの兵器産業を視察「感銘うけた」
2026年04月22日付 Hurriyet 紙

北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長はアセルサン社(トルコの軍事企業)のギョルバシュ工場(アンカラ郊外)を訪問した。
ルッテ事務総長を防衛産業庁長官のハルク・ギョルギュン氏が出迎えた。防衛産業において、生産を加速させることとその現代化を奨励することの重要性に注目したルッテ事務総長は「これは、NATOのための最重要の優先事項の一つである。加えて、7月にアンカラで行われるNATO首脳会談の主な議題の一つとなるだろう。」と述べた。
ルッテ氏は防衛産業において生産の重要性を強調しながら、「なぜなら、我々は、より良く、そしてより多くのものを成し遂げなければならない。この件において、トルコが行ってきたことから多くのことを学ぶことができる。この必要がある。なぜならリスクある世界に我々は生きているのだ。」と評価した。安全保障のため、強固な防衛システムの必要があることを説明したルッテ事務総長は「ここで、あなた方がする全てのことはトルコの安全を保障することへの後押しとなる。また同時に、トルコを極めて重要な同盟国と見なす諸国の安全保障も守っている。トルコの防衛産業の革命が起きた。」と述べた。
ルッテ事務総長はアセルサン社がこの革命の最前線にいることに注目した。この努力の継続とより多く、早い生産が行われることの重要性を指摘したルッテ事務総長はロシア、中国、そしてイランに関して、「重大なリスクに遭遇している」と評価した。ルッテ事務総長はNATOが、イランから発射され、トルコの領空に侵入した弾道ミサイルを撃墜したことを想起しながら、「NATOがこの類の脅威に対する準備があり、トルコと全ての同盟国を防衛するため、常時、必要なことを行っている。」と述べた。ルッテ事務総長はアセルサン社において「パイオニア」としての技術を開発していることを述べ、以下のように続けた。
「私はここを、トルコ全土における防衛産業基地として、認識している。あなた方はこの生産能力のほとんどを、このように実現しており、我々の必要なこともこれである。加えて、ヨーロッパと北アメリカ全土において、文字通りアラスカからアンカラに至るまで続く防衛産業の必要性がある。私たちは、共に生産し、共に革新を起こし、互いに取引を続けるべきである。以上全ての事を実現させた若い技術者の方がたに、お話しできることを嬉しく思う。」
防衛産業庁長官のハルク・ギョルギュン氏は、これまでにルッテ事務総長と2度、トルコの防衛産業について共有する会議を行った事を明らかにし、「彼はそこで非常に感銘を受けた。多くの説明でもそのことを語っている。トルコの防衛産業の進歩について説明した。特に、防空システムや「アイアン・ドーム」のサブシステムが生産される施設や、この分野におけるトルコの投資について言及した。また、アセルサン社の世界における地位と進展についても言及した。」と述べた。
■技術者たちへの称賛
アセルサン社のポーランドへの電子戦システムの輸出から、クロアチア向けに装備を供給した艦艇に至るまでの成功に触れたルッテ事務総長は、平均年齢28歳の同社の技術者陣について、「若者が我々の集団的安全保障に貢献している輝かしい好例だ」と述べた。
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翻訳者:伊藤颯汰
記事ID:61992