駐インドイラン大使がナヴバーラト・タイムズ紙(Navbharat Times)とのインタビューにて語る:テヘランは《戦争―交渉―戦争》というサイクルに巻き込まれてはならない
2026年04月25日付 Jam-e Jam 紙

駐インドイラン大使は、イランが戦争を始めたわけではないと言及しつつ、「イランは《戦争―停戦―交渉―戦争》というサイクルに巻き込まれてはならず、テヘランは戦争と平和という2つのシナリオのいずれにも準備ができているが、永続的な平和を望んでいる」と述べた。
(ジャーメ・ジャム・オンライン)イラン・イスラーム共和国《モハンマド・ファトフアリー》駐ニューデリー大使は、ナヴバーラト・タイムズ紙(Navbharat Times)のインタビューにて、地域の最近の情勢、交渉、チャーバハール港プロジェクトや海上安全保障に関するテヘランの立場について説明した。
駐インドイラン大使は停戦と交渉の状況に言及しつつ、「イランは決して戦争を始めていないが、戦争勃発の場合は、その終結はイランの手にあると考えている。依然として、テヘランは外交的解決を支持するが、しかし交渉の再開には、公式にイランの核保有の権利を認め、再び攻撃をしない保証と損害賠償の提示が必要である」と強調した。
ファトフアリー氏はまた、「イランは《戦争―停戦―交渉―再び戦争》というサイクルに巻き込まれてはならない」と警告し、そして「テヘランは戦争と平和という2つのシナリオの準備ができているが、永続的な平和を望んでいる」と強調した。
同氏はこのインタビューの別の部分で、経済計画の重要性、特にチャーバハール港の重要性に言及しつつ「このような協力関係は、一方的な制裁の影響下にあってはならない」と述べた。同氏はチャーバハールを、地域的、国際的重要性をもつ戦略的なプロジェクトであり、インドを中央アジアへと繋げる重要な役割を持つものとみなした。同氏の発言によると、この分野におけるイランとインドの協調は継続しており、テヘランは外部の圧力から独立した形でこのプロセスを強化することを強調している
イラン大使はまた、ホルムズ海峡における航行の安全に関するインドの懸念に対してこう説明した。「イランは航海の自由と海上の安全の原則を遵守している。しかし、この諸原則の実行にはイランの主権に対する尊重を伴わなければならない」。同氏は、この海峡におけるいかなる不安もアメリカやシオニスト政権の責任であると見なし、こう付け加えた。「インドはホルムズ海峡を自国の船舶が通過することを許可されている国の一つであり、このプロセスは継続している」。同氏の発言によると、インドのある船舶に関する最近の事件についても調査中である。
ファトフアリー氏はインドがBRICSの議長国を務めていることに触れて、合意の形成と地域の安定強化におけるニューデリーの役割は重要であると評価し、「イランは各国間の協調と相互尊重につながるあらゆるイニシアチブを支持しており、BRICSがこの方向でより効果的な役割を果たすことができると信じている」と強調した。
同氏は、永続的な平和を実現する解決方法についてもこう述べた。「暫定的な停戦に頼ることは十分ではなく、危機の根本的な原因に留意しなければならない。また、停戦は検証を可能にする仕組みと具体的な保証を伴うものでなければならず、そうすれば戦争の再発を防ぐことができるだろう」
イラン大使は最後に、イスラーム諮問議会の議長であるモハンマドバーゲル・ガーリーバーフ氏のイスラマバード訪問時の最近の行動について言及しつつ、こう述べた。「ミーナーブ学校で殉教した生徒たちの遺品を持って行ったことは、国際社会に対して人道的かつ道徳的なメッセージを伝えるものであり、イランはこの行動によって、戦争の犠牲となった子供たちの苦しみと、こうした犯罪の加害者に責任を負わせる必要性について、国際社会の関心が向けられるよう求めている」
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翻訳者:KN
記事ID:62068