ヨルダン:海外訪問客数は3.6%の減少

2026年05月11日付 Al-Ahram 紙

■ヨルダン:今年1-2月の訪問客は前年から3.6%の減少

【n.p. : MENA】

観光・遺跡省の公式発表によると、ヨルダンを訪れる国外からの訪問客は今年の初め2か月で1,094,670人にのぼり、前年の同時期と比べ3.6%の減少を見せた。

発表によると、年初2か月の訪問客の内訳は、日帰り客が191,067人、宿泊客が903,603人となった。

統計では在外ヨルダン人が訪問客の中で最大の内訳を占め、次いでサウジアラビア人、シリア人、パレスチナ人と続いた。

訪問客の61.5%は陸路で入国し、陸路国境への依存が明らかとなった。

年次での比較によると、前年の同時期の訪問客は1,136,084人であり、日帰り客が198,449人、宿泊客が937,635人であり、あらゆるカテゴリーで減少が記録されたことが示された。

経済面では、ヨルダン中央銀行の発表によると、2026年第1四半期の観光収入が3.8%減少し、16億5000万ドルに達した。一方、2025年の同時期は8.9%の増加を記録し、17億2000万ドルに達していた。

これに関連して、観光・遺跡省のイマード・ヒジャーズィーン大臣は、観光業の促進と国内への観光客の増加を目的とした枠組みの一環として、アカバとロシアの首都モスクワを結ぶ直行の航空便を開設するための調査が行われていると明かした。

大臣は、ヨルダン実業家協会が主催したパネルディスカッションにおいて、「ヨルダンの観光セクターは危機の影響を迅速に受ける一方で、高い回復力を有している」と述べ、「国際観光は、訪問客総数の15%を占めており、観光経済においてもっとも重要な原動力のひとつである」と指摘した。

大臣はまた、観光資源やインフラの整備、観光体験の改善、マーケティングキャンペーンの強化、対象市場の多様化を通した観光業強化にむけた継続的な取り組みに言及し、これは「観光業のGDPへの貢献を支え、新たな雇用機会を創出するとともに、世界的観光地としてのヨルダンの地位を強化することを目的としている」と述べた。


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翻訳者:池内一生
記事ID:62083