カシュクチュ事件、フランスで再捜査へーサウジ大使館での殺害事件
2026年05月16日付 Cumhuriyet 紙
在イスタンブル・サウジアラビア総領事館で殺害されたジェマル・カシュクチュ(ジャマル・カショギ)記者の事件について、新たな進展…フランスで拷問と強制失踪の疑いで新たな捜査が開始されると発表された。
フランスである裁判官がジェマル・カシュクチュ記者の殺害について新たな捜査を実施するために任命された。
フランス国家対テロ検察庁(PNAT)は捜査には拷問と強制失踪の疑いを含めると発表した。
PNATの発表では、人権団体TRIALインターナショナルと国境なき記者団によって申請されたものがパリ控訴院によって「受理されうる」と伝えられた。
一方でカシュクチュ記者が勤めていた組織であるDAWNからの別の申請は許可されないと伝えられた。
■イスタンブルで殺害された
サウジアラビアのジェマル・カシュクチュ記者は2018年10月に在イスタンブル・サウジアラビア大使館でサウジアラビアのエージェントによって殺害されたとされ、遺体はばらばらにされた。
アメリカの諜報機関はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子によって作戦が承認されたと確信すると発表していた。
ビン・サルマン皇太子は殺害を命じたことを否定しているが、事件は「自身の下で起きたこと」と認めていた。
トルコで行われた法廷はというと、イスタンブル裁判所は2022年中にサウジアラビア人被告26人について審議が差し止められ、事件はサウジアラビアに引き渡す決定が出された。
決定は人権団体によって厳しく批判されていた。
フランスの法律は特定の重大犯罪が国外で行われた際に捜査開始が可能になる。しかし裁判が行われるためには容疑者たちはフランス国内にいなければならない。
この記事の原文はこちら
翻訳者:伊藤梓子
記事ID:62106