CHP元党首クルチダルオールのビデオ・メッセージにCHP党内、紛糾

2026年05月21日付 Milliyet 紙

ケマル・クルチダルオール元CHP党首の、現CHP執行部に対する第二次浄化への呼びかけが波紋を呼んでいる。CHPからの最新の声明は以下のとおりである。

ケマル・クルチダルオール元CHP党首の、現CHP執行部に対する二度目の浄化への呼びかけに、まずは19名の国会議員が支持するメッセージを送った。一方、党執行本部からの反応は厳しいものであった。では、クルチダルオール元党首はなぜこのような呼びかけを行ったのだろうか。政界の舞台裏では何が語られているのだろうか。

■クルチダルオール、CHPへ二度目の「浄化」発言

現CHPに対して市政における汚職捜査や疑惑が話題となる中、二度目の浄化の呼びかけを行い、「土に還れ」と発言したオズギュル・オゼル氏に対して行った返答が党本部に衝撃を与えた。では、ケマル・クルチダルオール元CHP党首はなぜこのような手段を取ったのだろうか。

■一部の国会議員から支持の投稿も

ケマル・クルチダルオール元党首に近い関係者は、彼が党の現状に非常に強い不満を持っているためにこのような投稿を行ったと強調している。また、最近ではクルチダルオール元党首に近い国会議員らが離党しAKPに加わるのではないかという説もあった。根拠がない主張であると指摘する関係者らは、クルチダルオール元党首のその発言でそれらの主張を封じ込めたと強調した。

■オゼルに近い人物からクルチダルオールに対する反応

最初の段階で投稿した19名の国会議員は再度投稿を行い、クルチダルオール元党首への支持を表明した。しかし、オズギュル・オゼル党首に近い人物たちはそれらの投稿に反発した。アリ・マヒル・バシャルルCHP会派副代表はクルチダルオール元党首を念頭に、「神が我々皆に美しく年を重ねさせてくださいますように」と投稿した。一方、ブルハネッティン・ブルトCHP副党首は「自ら手放さない限り、誰もあなた方自身の尊厳を奪うことはできない。」と投稿した。

また、ヌルハヤト・アルタジャ・カユシュオールCHP副党首は「いかなる個人的な計算もいかなる政治的利益も、我が党の価値観と組織の意志を阻むものではない。」と投稿した。一方、シャンルウルファ選出のマフムト・タナル議員は、クルチダルオール元党首の政治的批判が度を越していると述べ、「CHPは個人的なわだかまりや遺恨、政治的不満をぶつける場所ではない。」と続けた。

■「絶対的無効は法の問題だ」

CHPのガズィアンテプ選出のハサン・オズテュルクメン議員は、CHPに関する「絶対的無効」をめぐる議論について「絶対的無効は司法の判断の問題だ。判決がどうであれ、それを尊重しなければならない。」と述べた。

記者の質問にも回答したオズテュルクメン議員は、CHPに関する「絶対的無効」論争に触れつつ見解を求められると、「絶対的無効は私やその他の議員たちが扱う話題ではなく、司法の問題だ。判決がどうであれ、我々は国家を建国した政党として国家三権のひとつである司法を尊重しなければならないと信じている。絶対的無効は司法の問題である。司法がどう判断しようとも、それを尊重しなければならない。」と語った。

ケマル・クルチダルオール元CHP党首が昨日SNSアカウントで行った投稿に関してもオズテュルクメン議員は「私もケマル・クルチダルオール氏が投稿したビデオメッセージを支持する議員の一人です。これ以上語る必要はありません。」と述べた。


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翻訳者:佐田優美香
記事ID:62134