トルコ貨物船、黒海で攻撃をうけたか?

2026年05月29日付 Cumhuriyet 紙

黒海を航行中のトルコの貨物船が、無人機の標的にされたという知らせがもたらされた。ウクライナ当局は、攻撃で負傷した船員2名が病院へ搬送されたと説明し、現場の様子とされる映像がメディアに公開された。

ウクライナ政府は、黒海をトルコに向かって航行していたトルコの貨物船1隻が攻撃を受けたと伝えた。

ウクライナ政府の説明によると、オデッサ港を出発したバヌアツ船籍でトルコ人船員が運航する貨物船が、ロシア所属とされる無人機の標的となった。

ウクライナが発表した情報によると、攻撃により負傷した2名の船員が治療を受けるため病院へ搬送された。

ソーシャルメディアで共有された最初の映像では、船が明らかにダメージを受けている様子が確認され、船員たちが攻撃後に冷却による消火活動を行っていたことも判明した。

■緊張関係は商船にも影響

ロシアーウクライナ戦争が継続している黒海では、最近商船に影響を及ぼす類似した事件が注目を集めている。

3月には、トルコのタンカーが無人船から攻撃を受けたと発表された。

この事件はコジャエリ県のカンドゥラ郡の沖合で発生し、25人の船員が避難する事態となったが、死者はでなかった。

■「スィノプの沖合でも攻撃」という主張

また、海洋運送業を行うTribeca社も3隻の貨物船が黒海で無人機の標的にされたとBBCが報道した。

Tribeca社の説明によると、パラオ船籍のジェームズ2世という名の貨物船は、攻撃に遭った際、スィノプ県チュルケリ郡沿岸から約80km北にいて、貨物は積んでいなかった。

シエラレオネ船籍のアルトゥラとヴェローラという2隻の貨物船も、同海域で船舶間での作業を行っていた際に無人機の標的になったことも、同時に説明された。

Tribeca社は、事件を受けて沿岸警備隊が同海域に駆け付けたこと、船員たちの状態は良好であることを明らかにした。

■公式発表はされていない

黒海での最近の事件について、現時点で誰も責任を主張していない。

ロシアとウクライナの戦争は、開戦当初からこれまで、互いの港湾施設やエネルギーのインフラ設備、船舶を標的にしたことで、非難されている。

トルコ当局はというと、最近の事件に関してまだ公式見解を発表していない。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:丸山 礼
記事ID:62178