シリア:フマイミーム・タルトゥース両基地の軍事的プレゼンスを再編

2026年08月09日付 al-Quds al-Arabi 紙

■シリア・ロシア覚書…フマイミーム・タルトゥース両基地の軍事的プレゼンスを再編…1年半の交渉を経て合意、民用施設はシリア国家の管理へ

【ダマスカス:本紙】

シリアとロシアは、1年半にわたる集中的な交渉と協議を経て、フマイミームとタルトゥースにあるロシアの2つの基地の今後を定める覚書に到達した。これにより、両国関係は新たな段階に入ることになる。

外務在外居住者省の広報・コミュニケーション局は日曜日の声明で、「外務・移民省が主導した1年半にわたる集中的な交渉と協議の後、フマイミームとタルトゥースにあるロシアの2つの基地の今後が、双方関係の次の段階の輪郭を描く覚書への到達によって、ついに決着した」と述べた。

同局は、この覚書に基づき、シリア沿岸部におけるロシアのプレゼンスの再編プロセスが始まると説明した。そのうえで、フマイミーム空港とタルトゥース港の第4商業埠頭をはじめとする民用性を持つ施設については、シリア国家が管理を担い、それらを段階的に民間管理体制のなかに組み込んでいくことが可能になると明らかにした。

外務在外居住者省の広報・コミュニケーション局はまた、軍事的性格を持つ基地や施設について、双方はその機能を再定義することで合意したと付け加えた。これらは軍事基地から共同の訓練・資格付与センターへ転換され、相互利益を守る新たな取り決めのなかで運用されるという。

同局は声明の最後で、この措置は約1年半前に交渉が始まって以来、最も重要な進展であり、シリア・ロシア関係の異なる段階への扉を開くものだと述べた。

昨年10月15日、アフマド・シャルア大統領はロシアの首都モスクワにあるクレムリン宮殿で、ウラジーミル・プーチン大統領と会談した。会談では、両国関係と、さまざまな分野における戦略的協力を強化する方法について協議された。

シャルア大統領は当時の会談で、両国を結ぶ歴史的関係の深さを確認した。また、シリアはいま、地域諸国や世界の国々、とりわけロシア連邦との政治的・戦略的関係を再構築しようとする新たな段階を迎えていると指摘した。


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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:62205