外務省報道官;イスラマバード覚書は戦争終結を軸に

2026年06月13日付 Jam-e Jam 紙

 外務省報道官はイスラマバード覚書の最新の状況について説明し、「この覚書は戦争終結および当地域における緊張緩和を目的としており、現段階では交渉事項に核問題は含まれない」と発表した。

(ジャーメ・ジャム・オンライン)エスマーイール・バガーイー報道官は土曜日、ハマダーン州の庁舎でメディア関係者との記者会見に臨み、ファルヴァルディーン月19日[西暦4月8日]の停戦発表から二か月にわたる交渉プロセスに言及し、「この交渉はパキスタンの仲介で開始され、多数の紆余曲折を伴いながらも、なお合意達成を目指す途上にある」と述べた。

 同氏は交渉が長引く原因を、米国側高官らの変化する、時には矛盾する態度にあるとし、こう付け加えた。「米国側の見解が変化し続けること、またメディアを通じて様々な立場が表明されることで、競技のプロセスが一層複雑なものになり、仲介者の役割も困難なものとなっている」

 バガーイー氏は米国との交渉におけるイランの過去の経験を強調し、こう説明した。「イラン・イスラーム共和国は、米国の約束違反の前歴を鑑みて、このプロセスを注意深く慎重に、現実的な見地から進めており、各工程のすべての局面において正確な計算に基づく対応を行なっている」

 外務省報道官はこう指摘した。「イスラマバード覚書はイラン・米国間の最終合意ではなく、むしろ緊張緩和および戦争終結に向けた枠組みとみなされる。したがって、現段階では核問題に関する協議は行われず、この問題は60日間以内に検討されることが決定している」

 同氏はまた、今後数日中にこの覚書への署名が行われる可能性について述べ、「署名の正確な時期は明確ではないが、近い将来に最終決定に至る可能性がある」と語った。

 バガーイー氏は会見の他の部分でホルムズ海峡の問題に言及し、「イラン・イスラーム共和国は、国際法の枠組みの中でオマーンと協力し、この戦略的な海峡における安全な航行の管理を進めており、これに関して実施されている措置は、国際法および国家安全保障上の利益と完全に一致している」と述べた。

 同氏はこう強調した。「イランは常に、恒久的な安全保障を確保するための地域的な解決策を支持しており、地域諸国は相互協力・信頼を支えとして、集団的安全保障の仕組みを強化する必要があると考えている」

 外務省報道官はまた、心理戦および虚偽の情報操作への対抗に際してメディアが果たす役割の重要性にも言及し、交渉や地域動向に関連するニュースを報道するにあたって、一層の正確性を要望し、公式かつ信頼できる情報筋に基づく情報提供は、平穏の維持と世論の受け止め方において重要な役割を果たすと強調した。


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翻訳者:NN
記事ID:62319