
トルコと韓国は、チャナッカレ1915橋の建設を通して大成功を治めた提携関係を、防衛およびエネルギー分野へと拡大させる。主力戦車「アルタイ」やシノップ原子力発電所プロジェクトをはじめ、両国の数十億ドル規模に及ぶ新たな戦略的事業の詳細がアンカラでの会談のトピックとして取り上げられる見通しだ。
AA通信記者がまとめた情報によれば、アンカラで予定されている2日間の会談では、両国の相互投資の検討や、平等な貿易関係に向けた将来のロードマップの評価が行われる見込み。
■韓国は遠いが有力なパートナー
こうした中、両国間の経済関係は、朝鮮戦争に端を発する強固な政治的協力関係に加え、貿易、投資、技術協力の基盤の上で発展している。特に2012年に署名され2013年に発効した自由貿易協定(FTA)により貿易関係は新局面を迎えており、最近では自動車から防衛産業、エネルギー、デジタル技術に至るまで、多様な分野に広がっている。
トルコは最近、特に原子力エネルギー、人工知能、半導体、バッテリー技術、重要鉱物、イノベーティブかつ再生可能なエネルギーといった戦略的分野で韓国との共同プロジェクト推進を優先している。韓国は、地理的には遠いが高い貿易ポテンシャルを秘めた市場への輸出拡大を目的としてトルコが策定した「遠距離諸国戦略」の枠組みに含まれており、「輸出ターゲット市場」リストにも名を連ねる。
■過去5年の二国間貿易額は508億ドル
トルコと韓国の二国間貿易は、近年、着実に拡大している。トルコ統計局(TÜİK)のデータによれば、2021年から2025年までの5年間におけるトルコと韓国の貿易額は508億ドルにのぼる。貿易額は、2025年は114億ドル、2026年の第一四半期(1~4月)は37億ドルに達した。
トルコから韓国への輸出では、医薬品、金属鉱物、機械装置・器具、水産物が上位を占める一方、韓国からトルコへの輸入では、鉄・鋼、プラスチックおよびプラスチック製品、自動車が目立っている。
投資分野における韓国との関係深化は、安定的かつ持続的な協力関係構築という観点から重要である。
自動車メーカー現代(ヒュンダイ)や、電気製品、白物家電、空調事業を展開するLGといった大手企業を含む韓国企業226社が、トルコに約4億5100万ドルの投資を行っている。
■具体的な歩みを通じて協力関係深化
両国は、最近では特に主力戦車「アルタイ」プロジェクトをはじめとする防衛産業分野でも多様なプロジェクトを通じて協力を継続している。
さらにシノップで建設が計画されている第2原子力発電所プロジェクトでも韓国企業との協議に重点が置かれている。
これまで、チャナッカレ1915橋やユーラシアトンネルといった巨大プロジェクトで連携してきた両国は、2025年に締結された新高速道路・都市開発に関する協定を通じ、この分野での協力をさらに深化させようとしている。
一方、トルコ科学技術研究会議(TÜBİTAK)と韓国国立研究財団(NRF)との間で締結された協力協定により、両国研究者が人工知能、先端材料、デジタル技術に関する共同研究開発(R&D)事業を立ち上げ、資金を調達することも可能となっている。
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翻訳者:原田星来
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