モロッコ:「Z世代」の活動家に対し執行猶予付き禁固刑の有罪判決
2026年06月30日付 al-Quds al-Arabi 紙
■モロッコ:「Z世代」の活動家に対する執行猶予付き禁固刑の有罪判決を受けて、表現の自由に関連する訴追の停止を求める人権団体からの声が上がっている
【ラバト:本誌】
カサブランカの第一審裁判所は昨日月曜日、フランス在住のモロッコ人女性活動家ザイナブ・ハルービーに、執行猶予付き6か月の禁固刑、および罰金5000ディルハム(約500ドル)の有罪判決を下した。
フランス在住で「Z世代」の運動と関係している活動家ハルービーは、2026年2月、マラケシュ空港到着直後に逮捕され、捜査当局へ送致された。司法措置は主として「デジタル媒体を通して軽犯罪の実行を扇動した」という容疑に関するものであり、その背景にはSNS上での書き込みや投稿があった。
裁判所の判決は、その活動家との連帯の波を引き起こし、「ハムサ(ファーティマの手)運動」は裁判所の決定への非難を表明し、女性活動家たちに対する悪意のある司法措置を停止するよう求めた。また本誌が確認した声明の中で「意思表明に対し、たとえ執行猶予付きであってもその自由に否定的な判決を下すことは、大きな懸念を引き起こす。また、表現の自由を脅かす風潮を助長し、若者が公共の議論に参加する機会を制限することになる。」と述べた。
女性運動団体は「オンライン空間を含め、平和的な表現の権利を保証することは、モロッコ憲法およびモロッコが批准する国際条約が保証している基本的権利のひとつと見なされており、それが訴追や有罪判決の理由とされるべきではない」と強調した。
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:次良丸紗智
記事ID:62410