エルドアン・トランプ会見、イスラエルとギリシャで反響
2026年07月08日付 Milliyet 紙

NATOサミットでエルドアン大統領とアメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領が行った会談はイスラエルとギリシャで大きな反響を呼んだ。以下がその詳細である。
トルコがホスト役となったNATOサミットで、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がアメリカのドナルド・トランプ大統領と行った会談は、イスラエルとギリシャで話題になった。
◾️「トルコは止まらない」
トランプ大統領は、トルコに向けた「敵対者に対する制裁措置法(CAATSA)」の制裁を解くとし、「なぜトルコにF-35を与えないことがあろうか?」と述べた。イスラエル・メディアのマーリブは、「トルコは止まらない」と題した報道の中で、トルコがF-35を所有する場合、「これが実現すればすべてが変わる。イスラエルは、これを憂慮している。もしトルコがF-35戦闘機を所有すれば、テルアビブはもはや中東でステルス状態で行動できないだろう」と述べた。
◾️「権力バランスが壊れる」
テルアビブを拠点とするキカールのニュースサイトは、「イスラエルにおける恐怖」と題した報道において「トルコがF-35機を保有すれば、権力の均衡が崩れるだろう。中東ですべてトルコ有利に傾く。ネタニヤフは緊急に取り組む必要がある。」とコメントした。
一方で、ギリシャのタ・ネア紙では元外交官でアテネ大学名誉教授のP.K.イオアキミディス氏の「トルコは超大国の役割を求めている」との署名記事において、アンカラで行われているNATOサミットが、トルコの主な目的が、トルコを新たなNATO体制の戦略的かつ主導的な大国として位置づけることにあると主張した。
◾️「新しいNATO」
同記事では、「トルコは、より東に向かい、アンカラが決定的な役割を果たす新しいNATO構造の構築を目指している」と述べられている。
分析の中では、アメリカ合衆国ドナルド・トランプ大統領のトルコに向けた前向きな姿勢が注目された。
◾️「最大の勝者エルドアン」
ギリシャを拠点とするバンキング・ニュースでは、「最大の勝者エルドアン」と題した分析記事で、アメリカ合衆国ドナルド・トランプ大統領のアンカラ訪問とNATOサミットがトルコにとって重要な戦略的勝利をもたらす可能性があると指摘している。
また、イスラエル・イラン戦争に次いで変化する地政学的均衡が、アメリカおよびヨーロッパに対するトルコの交渉力を大幅に強化したと主張された。
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翻訳者:林 綾奈
記事ID:62427