NATOサミット、メフテルとイェニチェリ歓迎で反響

2026年07月09日付 Hurriyet 紙

NATO首脳会議で、招かれた各国首脳がメフテル(オスマン帝国の軍楽隊)の行進曲とイェニチェリ(オスマン帝国の歩兵)により歓迎されたことが世界で反響を呼んだ。

NATO首脳会議に参加した各国首脳は、大統領府でメフテルの行進曲とイェニチェリに迎えられた。国家防衛大学のエルハン・アフヨンジュ学長は、出演したCNNトルコの報道で、200年ぶりに象徴的なものではあるがイェニチェリが国家元首を出迎えたと述べ、また、メフテル隊が公式儀礼に参加したことが海外メディアでも取り上げられた。

■トランプ大統領も魅了

米国で保守系とされるニューヨークポストは、エルドアン大統領がトランプ大統領を騎馬部隊とオスマン帝国の戦士を代表する衣装を身に付けた兵士たちと出迎えたことが注目される式典を”elaborate Turkey welcome”(盛大なトルコの歓迎)と報じた。一方SNSでは、トランプ大統領がメフテル隊を興味深く見つめ、演奏に好意的な反応を示した映像が数百万回も共有された。

■「我が国にはなぜないのか」

ドイツメディアでは、式典で象徴的なオスマン帝国の演出が用いられたことが言及され、イタリアのSNSではメフテルの映像が「壮麗な式典」「興味深い伝統」「オスマン美学」といった言葉と共に投稿された。また、ポーランドの政治問題に関する論評で注目を浴びる国際関係論の専門家ダニエル・フーベルト氏は、メフテル隊が各国首脳を出迎える映像を共有し、「素晴らしい。なぜポーランドにはこのようなものがないのだろうか?」と問いかけた。投稿に寄せられたコメントは、オスマン帝国とポーランド・リトアニア王国の友好関係から、1683年の第二次ウィーン包囲におけるポーランド王ヤン・ソビェスキと彼の軍隊の決定的な役割にまで及んだ。

■ギリシャ:オスマン帝国的メッセージ

メフテルの式典はギリシャで最も話題となった。キリアコス・ミツォタキス首相も他の首脳たちと同様にメフテル隊の演奏に歓迎されたことにギリシャのSNSでは、「トルコは意図的にオスマン帝国的なメッセージを送ったのか?」という議論が始まった。一部のギリシャ紙はメフテルを「オスマン帝国の軍楽」と表現し、「エルドアン大統領はミツォタキス首相をオスマン帝国の軍楽で迎えた」と評した。

■首脳たちに特別なペン

アンカラに32ヵ国の国家元首と政府首脳に加え、多くの外交官および報道関係者も迎えた首脳会議では、特別仕様のペンも用意された。各首脳の名前が書かれたペンとノートが会場内のテーブルにそれぞれ置かれた。

■PTTから2026年NATO首脳会議記念切手が発売

アブドゥルカディル・ウラルオール交通インフラ大臣は、PTT株式会社によって発行された「2026年NATO首脳会議」をテーマにした記念切手と、記念切手の初日カバーが、講読者数と同数、PTT事務所およびPTTの公式ウェブサイト‘www.filateli.gov.tr’で販売されることを発表した。ウラルオール大臣は、「2026年NATO首脳会議を記念して発行された記念切手および初日カバーの発行を開始した。また、初日消印もアンカラでの使用が開始された。」と述べた。

アンカラのPTT第4地域局ウルスPTT局では、 ‘2026 NATO Zirvesi 07.07.2026 ANKARA’ (2026年NATO首脳会議2026年7月7日アンカラ」と記された初日消印の使用も開始された。


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翻訳者:佐田優美香
記事ID:62432