エルドアンの送った銃を持ち帰らなかったのは、どの国?

2026年07月10日付 Cumhuriyet 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がNATO首脳サミットで各国の指導者らに贈呈した個々人向け特注の拳銃「ギュムシュアイ」が、多くの国で武器規制に抵触した。オランダ、英国、カナダ、ベルギーやEU代表団らが、拳銃を自国に持ち帰らなかった。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がNATO首脳サミットで各国の指導者らに「贈呈」した個々人向け特注のリボルバー拳銃「ギュムシュアイ」が、多くの国で保安・兵器関連の規制により持ち込むことができなかった。

各国の指導者らに対して個別にあつらえられた箱に実弾とともに収められて贈られた拳銃は、外交土産の中でも最も話題となったものの1つだ。しかし、それらが使用できる状態であったため、多くの国で保安上の手続きを通ることになった。

■オランダ

NATOのマルク・ルッテ事務総長は、武器を受け取らないことを表明した。

オランダのロブ・イェッテン首相は、外交儀礼上贈答品を拒否しなかったが、武器に関する厳しい法規制のため拳銃をオランダに持ち帰らなかった。拳銃はアンカラのオランダ大使館に保管された。

■英国

英国のキア・スターマー首相の拳銃は、使用可能な状態では英国に持ち込むことができなかった。英国当局は、火器の輸入が合法でないため、拳銃をトルコの英国大使館に保管していると発表した。

拳銃は点火システムを無力化した後英国に輸送される予定だ。

■カナダ

カナダのマーク・カーニー首相は、贈呈された拳銃を王立カナダ騎馬警察に提出した。拳銃は使用できない状態にしたうえで博物館あるいは適切な公的組織で展示することが検討されている。実弾はトルコで保管された。

■ベルギー

ベルギーのバルト・デウェーフェル首相とその一団は、アンカラで贈呈された土産を開封せずに帰国した。メルスブローク空軍基地で箱を開封し、中に拳銃と実弾があることに気づいた。

ベルギーの武器規制により、拳銃と実弾は空軍基地で警察に提出された。

■EU代表団

欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長、欧州理事会のアントニオ・コスタ議長も、個々人用に特注で製作されたリボルバー拳銃を受け取った面々に含まれている。

アントニオ・コスタ氏に贈呈された拳銃は治安部隊に提出され、ベルギーでの関連する保安手続きに沿う形で保管されるとのことだ。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:神谷亮平
記事ID:62437