カタール:ハマド・ビン・ハリーファ前首長が逝去
2026年07月13日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ハマド前首長:カタールの現代復興のリーダー...そしてレバノン南部とガザ地区を訪れた唯一のアラブ人指導者
【ドーハ:諸通信社】
カタールはその現代史におけるもっとも優れたリーダーの1人への別れを告げた。同国首長府はシャイフ・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー前首長の死を発表した。日曜日の朝に逝去し享年74歳だった。彼の生前の歩みは、政治上、経済上、開発上の偉業に満ち溢れたものであり、それらは現代的なカタールの輪郭を形作っただけでなく、地域と国際の両面において国家の地位向上に貢献した。
パレスチナ人たちはハマド前首長を、2012年10月23日のガザ地区公式訪問によって同地に課された包囲を打破した唯一のアラブのリーダーとして、また国際的・地域的な集会にパレスチナ問題を持ち込んだもっとも優れた指導者の1人として記憶している。その際には、ムーザー・ビント・ナースィル師とカタールの高官一行が同行していた。
パレスチナへの訪問の際、前首長はガザの再建のためのカタールの支援金を2億5,400万ドルから4億700万ドルへと引き上げると発表した。これらの資金は住宅・開発プログラムの実行やインフラ建設に充てられ、ガザ地区の広範な地域の顔立ちを変えることとなった。
そしてこの訪問に先立ち、ハマド前首長は1999年にもガザ地区を訪れ、その際故ヤースィル・アラファート大統領による歓迎を受けた。
そのためシャイフ・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー前首長は、湾岸諸国の中で1967年以降初めてパレスチナを訪れたリーダーであった。またこの訪問はカタールがパレスチナの諸権利への支援に対する明確な立場を採用したことを明らかにすることとなった。
そして2006年のレバノン戦争の後、ハマド前首長はレバノン南部およびベイルートの南部郊外(ダーヒヤ)を急ぎ訪問し、戦争により広範な破壊を受けた諸地域にたどり着いた最初のアラブ人の高官となった。そしてカタールが主軸として、現地の再建の取り組みに貢献した。
(後略)
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翻訳者:清久功介
記事ID:62465