イラン:革命防衛隊がアフマディーネジャード元大統領を拘束
2026年07月13日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ニューヨーク・タイムズ:革命防衛隊、イスラエルに「リクルート」されたアフマディーネジャード氏を拘束
【テヘラン:本紙】
米紙『ニューヨーク・タイムズ』は月曜日、イランのマフムード・アフマディーネジャード元大統領が、イスラーム革命防衛隊の情報機関によって自宅軟禁下に置かれていると報じた。イラン当局が、同氏とイスラエル側との接触の大部分を把握したためだという。
同紙の報道によると、イスラエルは数年にわたり、アフマディーネジャード元大統領を情報機関の工作員としてリクルートすることを目的とした秘密作戦を実施していた。さらに後の段階では、体制転覆後に同氏をイランの指導者に据える計画も立てていたという。
『ニューヨーク・タイムズ』の調査報道は、この作戦の詳細を知る米国、イスラエル、イランの情報筋に基づいている。
報道によると、この作戦のなかでも異例の局面の一つは、2024年初めに起きた。ハンガリー政府の高官が、ブダペストにあるルドヴィカ公共サービス大学のゲルゲイ・ダーリ学長に対し、気候変動に関する会議へアフマディーネジャード氏を招待するよう求めたという。
ダーリ氏によると、その会議は実際には、アフマディーネジャード氏とイスラエル情報機関の当局者との秘密協議を行うための隠れ蓑として使われると説明された。
ダーリ氏は、自身の評判や大学の名声が損なわれることを懸念したものの、敵対する二者が対話する用意があるならば、それは認められるべきだと考え、要請を受け入れたという。
調査報道によると、アフマディーネジャード氏の個人警護員らは、同氏が訪問中、少なくとも2度にわたり姿を消し、長時間の会合に出席したと証言した。これについて尋ねられると、同氏は大学教授らと会っていたと答えたという。
会議でアフマディーネジャード氏は英語で講演し、「共通の人間性」や「変化する世界秩序」について語った。また、在任中は常にそうしていたように、演説の冒頭でクルアーンの一節を唱えなかったことで、出席者を驚かせた。
さらに同氏は、ペルシアの詩人フィルドゥスィーの『王書』を大学学長に贈り、学長からは大学の紋章を受け取った。
(後略)
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翻訳者:教養外国語アラビア語班
記事ID:62467