モーリタニア:不法移民を乗せたボートが漂流、救助されるも行方不明者多数

2026年07月17日付 al-Quds al-Arabi 紙

■モーリタニア沖:37人の救出と遺体1体の収容、依然として100人超が行方不明

【ヌアクショット:アナドル通信】

モーリタニアの沿岸警備隊は、土曜日、いくつかのアフリカ国籍からなる37人の不法移民の救出と遺体1体の収容を行ったと発表した。25日前に大西洋上でボートが故障したことによるもので、依然として120名以上が行方不明となっている。

沿岸警備隊は声明で、金曜日の午後、領海内での海上作戦の後、差し迫った沈没の危機に瀕している不法移民たちを乗せたボートを発見したと発表した。

同声明によると、ボートが沈没する前に37人の救出と1体の遺体の収容が行われた。

生存者の国籍は多岐にわたり、22人のセネガル国籍、7人のガンビア国籍、8人のギニア国籍を含み、中には女性も含まれていた。

生存者の証言によると、約160人を乗せたボートはガンビアのバンジュールを出発し、スペイン領カナリア諸島に向けて航行していたところ、故障が発生し燃料が完全に尽きた。

さらに証言では、ボートは故障の後、モーリタニア領海に入る前に25日間にもわたり公海上を南に漂流していたことが語られている。

生存者は、漂流開始から約10日後に水と食料の備蓄を使い果たし、極めて過酷な状況に置かれ、生き延びるために海水を飲まざるを得なかったと証言した。

沿岸警備隊は、行方不明となった残りの乗員の捜索作戦が続いていると発表した。

救出作戦の後、生存者は北西のヌアジブの街へ運ばれ、うち2名の女性と2名の未成年を含む7名が必要な医療措置を受けるために病院に搬送された。

モーリタニアは、ヨーロッパでのより良い生活を求めスペイン領カナリア諸島を目指すサハラ以南のアフリカ諸国の不法移民にとって、主要な経由地の一つとなっている。


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翻訳者:池内一生
記事ID:62507