シリア:シャルア大統領が人民議会で国家建設と法の定着を訴える
2026年07月12日付 al-Quds al-Arabi 紙
■シャルア大統領が新人民議会の初会合で演説…議員らに責任、対話、法の支配、諸機関の尊重を求める
【ダマスカス:本紙】
シリアのアフマド・シャルア大統領は日曜日、同国が「その文明と価値観を表す新たな歴史を記している」と述べ、新たな人民議会の議員らに対し、「祖国と人間を築く責任」を担うよう呼びかけた。
シャルア大統領は、人民議会の第1回会合の開会に際して行った演説で、「人類は誕生以来、自らの利益を管理するための最善の道を探し続けてきた。受容と合意は、対立を退けるための手段である」と述べた。
さらに、「シリアは自らの英雄的な歩みを表す栄光ある歴史を記している。われわれは今、祖国と人間を築き、責任を何よりも優先するという課題を前にしている」と語った。
また、「われわれは責任ある国家建設の担い手であり、今日、この議会は真実と正義の演壇となる」と続けた。
シャルア大統領は議員らに向け、「この議会を責任と能力の模範とし、対話の文化、法の支配、そして諸機関を尊重する姿勢の定着に貢献するよう求める」と呼びかけた。
さらに、「今日のシリアは、その文明、価値観、遺産を表す新たな歴史を記している。ともに現代シリアの歴史を築こう」と述べた。
これに先立つ日曜日、首都ダマスカスでは、新たな人民議会の初会合が、当初の予定から1週間延期された後に開かれた。
会合にはシャルア大統領のほか、複数の閣僚や政府高官が出席した。定数210人のうち206人の議員が参加し、シャルア大統領の前で宣誓を行った。今後、議会執行部の選出が予定されている。
欠席した4人のうち3人はスワイダー県選出議員で、残る1人は北部イドリブ県選出のムハンマド・カルスーム議員だった。同議員は今年6月中旬、心臓発作により死去していた。
スワイダー県の3議席が空席となっている背景には、シリアのドゥルーズ派宗教指導者の一人であるヒクマト・ヒジュリー率いる民兵組織による違反行為のため、同県で治安上の制約と困難が続いていることがある。
一方同県からは、シャルア大統領が任命した補充枠を通じて、ライス・バルウース氏とスブフ・バッダーフ氏が人民議会に加わった。これは同県の声を代表させるための措置だが、残る空席を将来的に補充する同県の法的権利を失わせるものではない。
(後略)
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翻訳者:村島央都、高岡希映、長谷川喜一
記事ID:62510