シリア:シリア南部でイスラエル軍による新たな侵攻と砲撃
2026年08月26日付 al-Quds al-Arabi 紙

シリア南部のクネイトラ市近郊の検問所で警備にあたるシリア治安部隊員
■イスラエルは、クネイトラ県およびダマスカス郊外県で拘束していたシリア人4人を解放
【ダマスカス:アナドル通信社】
イスラエル当局は水曜日、シリア南部のクネイトラ県およびダマスカス郊外県で拘束していたシリア人4人を解放した。
シリア国営のイフバーリーヤ・チャンネルは、「イスラエル占領軍は、クネイトラ県およびダマスカス郊外県で拉致した4人を解放した」と報じた。
同チャンネルは、解放の経緯や拘束時の状況の詳細については触れず、イスラエル側からも解放作戦に関する即時のコメントはなかった。
シリア南部、特にクネイトラ県やダルアー県では、イスラエル軍による侵入や(民間人に対する)攻撃が連日のように発生している。これには襲撃、家宅捜索、拘束、臨時の軍事検問所の設置などが含まれる。
今月8月18日の早朝、シリア北西部イドリブ県にあるアブー・ズフール軍事空港の滑走路がイスラエル軍による8回の空爆を受け、空港内のインフラ施設に被害が出た。
シリアのアフマド・シャルア大統領は先月7月26日、「シリアは他国と協力し、イスラエルとの安全保障協定締結に向けて取り組んでいる。この協定が成立すれば占領下のゴラン高原に対するシリアの正当な権利を放棄することなく、包括的な和平への道が開かれるだろう」と述べた。
イスラエルは1967年からゴラン高原の大部分を占領している。1974年に両国の「兵力引き離し協定」により非武装緩衝地帯(DMZ)が設置された。イスラエルは2024年末、バッシャール・アサド政権の崩壊を受けて、この協定の破棄を宣言し、DMZおよびシリア側のヘルモン山など、周辺地域を占領した。
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翻訳者:齋藤茉音
記事ID:62737