セルビアの虐殺首謀者ムラディッチの葬儀にトルコから反発
2026年09月08日付 Hurriyet 紙
外務省は、スレブレニツァのジェノサイイドで有罪判決を受け、8月27日にオランダ・ハーグの収監先で死亡した「ボスニアの屠殺者」の異名を持つラトコ・ムラディッチ氏のため行われた葬儀に反発を示した。外務省のオンジュ・ケチェリ報道官による声明では、この葬儀が「経験された人道的苦痛を否定する意味合いを持つ形で悪用されることは容認できない」と述べられた。
外務省の報道官オンジュ・ケチェリ氏は、ジェノサイド、人道に対する罪、戦争犯罪の罪で国際裁判所の確定判決により有罪とされた「ボスニアの屠殺者」の名で知られるラトコ・ムラディッチの葬儀に関し発表を行った。
ムラディッチの葬儀が、犯された重大な罪及び経験された人道的苦痛を否定する意味合いを持つように悪用されることは受け入れられない、とケチェリ氏は述べた。
また、裁判所の判決を拒否し有罪判決を受けた加害者たちを英雄化しようとする試みが、被害者たちとその近親者たちの苦しみを深めるものであり、これらの態度がこの地域で平和と和解のために何年にもわたって続けられてきた努力をも毀損するものであるとされた。
ケチェリ報道官は、バルカン諸国が過去から必要な教訓を引き出し、平和で、豊かで、共通する未来を共に築いていく必要があると強調した。
声明の中でスレブレニツァ・ジェノサイドの犠牲者にも言及した同報道官は、「この機会に、まずスレブレニツァ・ジェノサイドの犠牲者をはじめ、ボスニア戦争中に命を失ったすべての無辜の人々を改めて敬意をもって追悼し、その近親者たちの苦しみを分かち合う」と述べた。
ケチェリ報道官は声明の中で次のように述べた。
「ジェノサイド、人道に対する罪、戦争犯罪ゆえに国際裁判所によって最終的な判決をもって有罪判決を受けたラトコ・ムラディッチの葬儀が、犯された重大な犯罪と経験された人道的苦痛を否定する意味合いを持つ形で悪用されることは容認できない。
当該裁判所の判決を拒否し、有罪判決を受けた加害者たちを英雄化しようと試みるのは、被害者たちとその近親者たちの苦しみを深めると同時に、この地域において平和と和解に向けて何年にもわたり断固として続けられてきた努力を毀損している。
バルカン諸国が必要としているものは、過去から必要な教訓を引き出し、平和で、豊かで、共通した未来を共に築いていくことである。
この機会に、まずスレブレニツァ・ジェノサイドの犠牲者をはじめ、ボスニア戦争中に命を失ったすべての無辜の人々を改めて敬意をもって追悼し、その近親者たちの苦しみを分かち合う。」
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翻訳者:小玉桃子
記事ID:62786