イラク:サウジのパイプラインに対する攻撃事件をめぐる捜査が続く
2026年09月14日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イラク、サウジのパイプライン攻撃をめぐる捜査にイランを参加させる
【バグダード:本紙】
イラク領内、特にイランと国境を接する南部マイサーン県郊外で「無人機」の発射台15基が発見されたことを受け、イラクの関係者らがサウジアラビアのパイプラインに対する攻撃事件の捜査を続けるなか、イラクのアリー・ザイディー首相兼軍最高司令官は、この事件をめぐる捜査への参加を求めたイラン側の要請に同意した。またザイディー首相は、イラクが他者の紛争の舞台になることを拒否する姿勢を改めて確認した。
同様に、サウジアラビアは金曜日(11日)、リヤドとメディナにある「東西」パイプラインが、イラクから飛来したとする無人機による攻撃を受け、人的被害と物的損害が発生したと発表していた。
サウジアラビア政府は、イラクの首相の要請を受け、イラク政府に対し、自国領からサウジアラビアおよび近隣諸国に対する攻撃が行われるのを防ぐ措置を講じる機会を与えるため、「現時点では」報復しない決定をしたと述べた。そのうえで、自国の安全と主権を守るために必要な措置を講じる権利は留保していると強調した。
これに先立つ7月にも、サウジアラビアは、自国の石油施設を標的としてイラク領内から複数の無人機が発射されたと非難していた。一方、イラクは当時、捜査の開始を発表するとともに、近隣諸国に対するいかなる攻撃についても、自国領がその出発点として利用されることを拒否していた。
軍最高司令官報道官のサバーフ・ナアマーンは報道陣への発言で、「治安機関は、マイサーン県ティーブ地区で無人機の発射台15基を押収した。また、直近の攻撃に関わった勢力を特定するため、捜査を続けている」と述べた。
<<後略>>
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:大森耀太
記事ID:62804