ヤンゴン、1月3日
銀行以外の私企業に両替所開設させることに制限を設けないとの旨、ミャンマー国家中央銀行の担当者の一人が本誌に語った。Today Top Star, Farmer Phoyarzar社に対して、今月初旬、外国通貨両替所開許可を与えた後に語ったものである。
中央銀行に両替所開設申請を行ったのはこれ以外にも百社程度存在するが、条件を満たした会社に対して、引き続き両替業務許可を与える予定とのことである。
両替所開設はライセンスではなく登録制で対応してきたが、今後も条件を満たすすべての会社に対して両替許可を与える予定で、両替許可を得た両替所同士が、中央銀行の定めたレートの範囲内で自由競争を行うことができると外国通貨計画課の担当者が述べた。年間定額支払いを請求したり、登録の更新を請求したり等はしないとのことである。
国内外の人材斡旋会社の一つであるToday Top Star社は、担当者の話ではタイ・ミャンマー国境近辺のミャワディ市で、来週両替所を開設する予定である。ただし、これ以外に両替所を開設する予定はない。Farmar Phoyarzar社は、この4ヶ月以内に、チャトリウム・ホテル、ボーミャットゥン通り、ジャンクション8等のヤンゴン市内13カ所、タウンジー、マンダレー、モールミャイン、パガン、ピンウールィンなどに開設する予定があることをこの会社の業務執行取締役のウー・ミョートェが述べた。
私企業に対し両替所開設許可を与えることが闇市場消失につながると中央銀行の担当官は考えている。最近国内で私企業が開設した両替所は80以上存在している。
( 翻訳者:土佐桂子 )
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