KNUと大統領、二度目の会見予定(9-1:Politics 21)
2013年01月14日付 The Voice 紙

ヤンゴン、1月3日
最近、指導者層の交代が行われたカレン民族同盟(KNU)の新指導者層と大統領ウー・ティンセインとが1月5日に二度目の会見を行う旨、KNU副書記(2)パドゥ・マンマンが本誌に語った。

上述のKNU指導者層は、新議長ソー・ムートゥーセィポー大将、書記長パドゥ・ソー・クェトーウィン、副書記(2)パドゥ・マンマン、中央委員会委員パドゥ・マンニェインマウン、パドゥ・ソー・フラトゥンらであることを副書記No.2が発表した。
大統領と会見予定の指導者層は、大統領ウー・ティンセイン以外にも、連邦大臣、軍部の主要人物と会見を行う用意があること、ミャンマー和平センター(Myanmar Peace Center)の担当者の一人が語った。
KNUは、永久停戦協定をめざし、すべての少数民族が参加する会議を可能な限り早く開催できること、さらに、現在残る戦闘を可能な限り早く終わらせられるよう、大統領を奨励し、助言を与える予定である旨、副書記長(2)・アドゥ・マンマンが述べた。大統領との会談では、カチンで生じている戦闘の停戦が主題となるとのことである。KNUの一行は1月3日タイ国メーソート市を出発、1月4日ネィピードー到着予定で、5日午後4時に大統領を初めとする政府閣僚たちと会談を行う予定である。
12月21日に開催された第15回会議において、KNU中央指導者5名とKNLA参謀長などが新たに選ばれ、議長に大将ムートゥーセィポー、副議長にノースィポーヤーセイン、書記長パドゥ・ソー・クェトーウィン、副書記(1)パドゥ・ソー・トーティーボェ、副議長(2)パドゥ・マンマンとKNU第7旅団長准将ソージョーニーとなった。カレン民族同盟(KNU)は、2012年4月にネィピードーとヤンゴン市を訪問し、大統領ウー・ティンセイン、国民民主連盟党首ドー・アウンサンスーチーなどと会見した。

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( 翻訳者:土佐桂子 )
( 記事ID:6 )