憲法改正を常時促していくとアウンサンスーチー氏表明(9-18-2-1)
2013年05月13日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月10日
 
議会において軍人が議席の25パーセントを占める憲法の改正が必要であることを常時促している、とシドニー大学法学部主催の憲法関連ワークショップ最終日である5月10日、ミカサホテルで開催された記者会見において国民民主連盟(NLD)議長のドー・アウンサンスーチーが話した。
 上述の記者会見において、軍事政権が主導して起草した憲法は一方的に書かれたものであり国家の状況に合致していないため、至急改正するべきか否かということをある記者が質問した際、同氏は以下のように答えた。
 「憲法を改正するよう、私は常時促してきた。今も改正のため、自ら加わって行っている。一方的な見解で書かれたものは受け入れない」と、同氏が話す。
 2013年4月23日にアメリカ合衆国ニューヨーク市で開かれた、連邦大臣ウー・アウンミンと在米ミャンマー人学者らの面会において、連邦大臣ウー・アウンミンは、NLD議長であるドー・アウンサンスーチーが大統領選挙に参加できるよう、憲法を改正していくつもりである旨を話した。
 2013年3月に開催された連邦議会において、国民代表院議員トゥラ・ウー・エーミンが、憲法を改正できるよう、調査検討委員会を組織するべきであると提案したので、上記の委員会を連邦議会内で組織した。
 オーストラリアのシドニー大学法学部が主催する2008年憲法ワークショップは5月8日から10日までの3日間開催され、国民代表院議長のトゥラ・ウー・シュエマンとNLD議長のドー・アウンサンスーチーらが出席した。
 同ワークショップにおいて、憲法裁判所、連邦制度、(憲法の)編成および国軍の分野などを、それぞれの分野の専門家たちが討論した。

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( 翻訳者:酒徳 結 )
( 記事ID:99 )